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第1話と最終話第1話と最終話のサブタイトル 第1話と第2話 第50話と最終話 二人の保育士 レンジャーキーを奪った少年 ゴーカイジャーの台詞 スナックサファリとスナックニューサファリスナックサファリ スナックニューサファリ 海城剛(誠直也氏) 第1話と最終話 第1話:宇宙海賊現ると最終話:さよなら宇宙海賊は、『ゴーカイジャー』という作品の始まりと終わりとなる話である。 第1話と最終話のサブタイトル どちらも宇宙海賊がタイトルに含まれ、現れてから去るまでがわかるようになっている。 第1話と第2話 第1話:宇宙海賊現ると第2話:この星の価値は、ゴーカイジャーが地球に降り立ちレジェンド探しをはじめるまでの話となっている。 また、この第1話と第2話は、パイロット版として作られたものである。 第50話と最終話 第50話:決戦の日と最終話:さよなら宇宙海賊は、第49話:宇宙最大の宝でインサーンという初期の大幹部が全滅し、ザンギャックとの最終決戦を描いた話となっている。 二人の保育士 第1話と最終話に登場。 第1話ザンギャックに襲われた二人の保母さんはスーパー戦隊に精通しているらしく、変身したゴーカイジャーを見て「まさか、35番目のスーパー戦隊」と発言した。 なお、この二人を演じているのはJAE所属の女性スタントマンである。 最終話第1話と同様に園児を連れた保育士が登場し、ゴーカイジャーに感謝を述べている。 今回も2名の保育士が登場しているが、そのうち1名は第1話とは別人であり劇場版1で青梅大五郎がアンパンを配っていた園児と一緒にいた保育士である。 レンジャーキーを奪った少年 第2話と第50話に登場。 第2話一般人がスーパー戦隊の変身アイテムを奪って変身したケースは、過去にも『高速戦隊ターボレンジャー』第43話で、ブルーターボ・浜洋平が友人の健一に変身アイテム・ターボブレスを奪われた例があるが、戦隊メンバーと背丈が大きく違う子供が奪ったのは今回初めて。今回は少年が変身するということで専用のスーツが用意されたらしく、変身後のシンケンレッドの姿がかなり小柄であった。 第50話少年が再登場する。今回はレンジャーキーの力に頼らず、自分の力だけでザンギャックと戦っている。 少年とマーベラスの会話は二人の成長・心境の変化を描いたものとなっている。 ゴーカイジャーの台詞 第1話と第50話ではこのような違いがある 第1話行動隊長シカバネン:「貴様ら確か賞金クビの海賊どもだな、一体何の真似だ。どうせつまらん宝探しでもしてるんだろう。見逃してやるからさっさと消えな!」 黄:「うっさい、バーカ!」 青:「消えるのはお前だ」 桃:「あなたたちの言うことなど、聞く耳はありません」 緑:「僕も、お前らみたいなの大っ嫌いだ!」 行動隊長シカバネン:「貴様ら正気か!?我々は宇宙帝国ザンギャックだぞ!我々に歯向かうとどうなるか分かっているのか!?」 赤:「分かってるさ、だが、気に入らねえモンはぶっ潰す!それが、海賊ってもんだろ!!」 第50話親衛隊員ダイランドー:「あららら、宇宙海賊ども、まだくたばり損ねていたとは。とっとと消えちゃいな!」 黄:「うっさい、バーカ!」 青:「消えるのはお前たちだ」 桃:「あなたたちの言うことなど、聞く耳はありません」 緑:「僕たちもこの星の人たちも、お前らみたいなの大っ嫌いだ!」 親衛隊員ダイランドー:「ユーたち正気?昨日の大艦隊見たでしょ?滅びるのが目に見えてるこの星で、海賊ごときが何しても無駄だだだ!」 銀:「無駄なものか。それに俺たちはただの海賊じゃない」 赤:「この星に、守る価値を見つけたからな」 親衛隊員ダイランドー:「戯言はそこまでよ!どうせユーたちは死ぬだけチョイ」 赤:「死ぬ気はねえな。だが、命をかけてこの星を守る!それが、スーパー戦隊ってもんだろ!」 当初のように一介の宇宙海賊としてではなく、スーパー戦隊の一員として立ち向かうということを示している。 スナックサファリとスナックニューサファリ スナックサファリ 第1話に登場。 『太陽戦隊サンバルカン』で、サンバルカンの嵐山大三郎長官が表の顔として経営する店。長官自ら手間隙をかけて作った「サファリカレー」が名物。 ザンギャックの攻撃で店は破壊されたが、最終話にてスナックニューサファリとして再建された。 スナックニューサファリ 最終話に登場。 名前は『太陽戦隊サンバルカン』第23話においてスナックサファリと繋がっているサンバルカンの基地「バルカンベース」がブラックマグマの手で破壊されたことを受け、新たに登場した基地の名が「ニューバルカンベース」であったことから。 またイナズマギンガーによって破られたサンバルカンの必殺技「バルカンボール」に代わって開発された新必殺技の名前も「ニューバルカンボール」である。 第1話と同じく、マーベラスとジョーがカウンター席、ルカとハカセ、アイムがテーブル席に座っている。 海城剛(誠直也氏) スーパー戦隊第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』の主人公。 第1作と最終話に登場。『海賊戦隊ゴーカイジャー』は、彼の言葉で始まり、彼の言葉で締めくくられている。 秘密戦隊ゴレンジャーも参照。
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第37話と第38話 サブタイトル ワルズ・ギルとバリゾーグワルズ・ギル バリゾーグ アカレッド 決戦機グレートワルズ 大いなる力夢を掴む力/カンゼンソウル カンゼンゴーカイオー ゴーカイカンゼンバースト 第37話と第38話 第37話:最強の決戦機と第38話:夢を掴む力は、「ゴーカイジャーの大いなる力」と「ワルズ・ギル及びバリゾーグとの最終決戦」を主テーマとした前後編となっている。 サブタイトル 「最強の決戦機」と「夢を掴む力」というサブタイトルは、ワルズ・ギルとゴーカイジャーそれぞれの力を表したものとなっている。 ワルズ・ギルとバリゾーグ ワルズ・ギルとバリゾーグは『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場する害地大臣ヨゴシュタインと害地副大臣ヒラメキメデスと共通している。 ワルズ・ギル ヨゴシュタインとは「組織のトップクラスに父親がいる」「普段はギャグ的側面が強い」「大きな力を手に入れ暴走し物語後半で途中退場する」等、共通する点がある。忠実な部下が戦死した事がキッカケでスーパー戦隊に立ち向かう行動も『ゴーオンジャー』と共通している。 今回の話を見てみると、ワルズがダマラスに出動命令を出さなかったり、ダマラスの意見を聞かなかったのは父(アクドス・ギル)や重臣達に「(ダマラスに頼らなくても)自分で地球を征服してみせる」と親の七光りではない事を証明する為に行ったと思われる。ワルズが第17話、第19話、第22話で計画した作戦はゴーカイジャーを追い詰める程まで成功しているが、3つとも鎧によって失敗に終わっている。 バリゾーグ ヒラメキメデスとは「剣の使い手」「当初はボスに反感を抱いていたが、ひょんな事からボスに忠誠を誓う(バリゾーグの場合はシド・バミックだった頃)」「ボス以外の人物から見下されていた」等、共通する点がある。死後(機能停止後)、別の名前で復活して戦隊に立ち向かうところも共通している。バリゾーグの場合は特別作品『海賊戦隊ゴーカイジャー キンキンに!ド派手に行くぜ!36段ゴーカイチェンジ!!』にて、ジョーに倒されたバリゾーグをインサーンが改造し、「カリゾーグ」という名前で復活した。 アカレッド 第15話:私掠船現るを参照。 決戦機グレートワルズ 2話を通して、豪獣神・マジゴーカイオー・ハリケンゴーカイオー・マッハルコンという6つの大いなる力に対して勝利している。 『ゴセイジャー』のロボと共通しており、「胸に顔がある」という点はゴセイアルティメット、矢を武器にする点はアルティメットゴセイグレートと似ている。 大いなる力 第37話の冒頭でマッハルコンによって、ゴーカイジャーの大いなる力があるかどうかが問われている。 夢を掴む力/カンゼンソウル 6人が夢を掴む心を新たにしたことで生まれたゴーカイジャーの大いなる力。 ゴーカイオーと豪獣神のハッチから出現する金色の炎神ソウル。既に巨大化したマッハルコンに使用するため、2体のロボで保持するほど巨大な物である。金色の炎神ソウルに描かれている「SP」は、おそらく「Special(スペシャル)」か「Space Pirate(宇宙海賊)」の略だと思われる。 カンゼンゴーカイオー マッハルコンにカンゼンソウルをセットすることにより、ゴーカイオー・豪獣神・マッハルコンが合体した完全戦闘形態。 ゴーカイジャーの初期メンバー5人の乗るゴーカイオーと、ゴーカイシルバーの乗る豪獣神と、第38話で海賊見習いとなったマッハルコンが合体した姿であり、現在のゴーカイジャーのメンバー全員の合体した姿といえる。マッハルコンを協力させるだけでなく、わざわざ海賊見習いにした理由もこのカンゼンゴーカイオーへの合体があったため、他の大いなる力(同様に呼び出され合体するガオライオンなど)と比べて特別な存在にする必要があったためと思われる。 ゴーカイカンゼンバースト カンゼンゴーカイオーの必殺技。左腕の「ゴーカイビッグハンド」を射出し、超高速で突撃させ標的を撃ち砕く。
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ゴーカイブルーの戦闘時の台詞 手配書を読み上げるダマラス 雑誌「女星セブン」 鎧のポーズ 豪快チェンジ地球戦隊ファイブマン 獣拳戦隊ゲキレンジャー&臨獣殿(黒獅子リオ&獣人メレ) 登場した技・用語等スーパーファイブボール ゴーカイブルーの戦闘時の台詞 「おい、ハカセ。いつまでたっても戦い方が愉快なままだな」今回の豪快チェンジには含まれていないが、『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場するゴーオングリーンのキャッチフレーズは「ドキドキ愉快」であり、ハカセと同じくコミカルかつトリッキーな戦法を得意としていた。 手配書を読み上げるダマラス マーベラス、ジョー、アイム、ルカ、鎧、ハカセの順に第8話と同じく、懸賞金の高い順に読み上げている。第8話や第17話の鎧の妄想の中のゴーカイジャーと同じく、今回もハカセ(の手配書)がのけ者扱いされている。 雑誌「女星セブン」 第42話・第43話共通ネタを参照。 鎧のポーズ 本話では何度か『ゴーカイジャー』直後に放送している同じ東映制作の特撮テレビドラマ『仮面ライダーフォーゼ』にちなむポーズを行っている。下記の台詞はその際のものを示す。「勇者パワーが、ドバーッと炸裂して!」仮面ライダーフォーゼの変身直後の「宇宙キター!」と叫ぶ際のポーズ(ぐっと身を縮めた後大きく開く)。このポーズは劇場版4のラストにもフォーゼと共に行っている。 「行くところまで行っちゃいましょうよ!絶ーっ対記憶戻りますから!」フォーゼの変身ポーズ(左拳を前にかざした後右手を真上に伸ばす)。なお第44話でもこのポーズの後半部分をとっている。 フォーゼとは「必殺技がドリル」という共通点があり(ゴーカイジャー側は豪獣神及び豪獣ゴーカイオーになるが)、第29話放送時のスーパーヒーロータイムのEDでも『フォーゼ』の主人公・如月弦太朗と鎧が互いに絶賛する台詞があった。 また第40話で鎧は未来との会話で「転校を経験して、その転校先で積極的に友達を作った」と弦太朗の行動と一致する発言をしている。 さらにはこの話の放送日の前日に公開された映画『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ オーズ MOVIE大戦MEGAMAX』のエンディング直後に劇場版4の予告が流され、そこでゴーカイジャーとフォーゼが並び立つ構図が映されている。 豪快チェンジ 今回は、グリーンの戦士(ハカセ)以外が戦闘不能となるということで、グリーンがいない戦隊に豪快チェンジしている。 またハカセが「自分の出自に関する記憶がない」と打ち明けることにちなみ、親の記憶がなかった(もしくは親・家族に関したコンプレックスがある)メンバーがいる戦隊ともなっている。 地球戦隊ファイブマン ファイブマンのメンバーは、赤・青・黄・桃・黒の5人。本編での一斉変身は今回が初であり、一番最後に(5人)揃って変身した戦隊となる。 ハカセが変身したファイブブラックの元の変身者である星川文矢は、双子の姉であるファイブイエロー・星川レミ同様に赤ん坊のときに両親と生き別れたために両親の記憶がないことがコンプレックスになっている。 獣拳戦隊ゲキレンジャー&臨獣殿(黒獅子リオ&獣人メレ) 追加戦士のゲキバイオレット・ゲキチョッパーを除いた、『ゲキレンジャー』初期からのレギュラーである5人である。 ゲキレンジャーのメンバーは、赤・青・黄・白・紫の5人。臨獣殿(黒獅子リオ&獣人メレ)は、それぞれ黒と緑とされている(激獣拳との和解の際にも、ジャンに「ゲキブラックとゲキグリーンだ」と言われている)。臨獣殿の2人は何度か共闘しており、本作でもレンジャーキーとなっているが、基本的に敵勢力として登場している。 今回は女性キャラクターであるためか、緑に該当するキャラクターが存在しているにもかかわらず、ハカセでなくアイムが変身している。またハカセが普段担当するゲキバイオレットの元の変身者である深見ゴウは、理央と同時期にマスター・シャーフーに師事した兄弟弟子であり、その繋がりもある。 ハカセが変身した黒獅子リオの元の変身者である理央は、幼少時に家族を殺害されたときのことがトラウマとなっており、そのことで時々苦しむことがあった。 ゲキレッドの元の変身者である漢堂ジャンは、幼少時に住んでいた村が襲撃され川の濁流に流されてしまい、それまで両親と暮らしてきた記憶を失くして樹海で虎に育てられていた。 登場した技・用語等 スーパーファイブボール 『地球戦隊ファイブマン』の中盤から使用された、ファイブマンの必殺技。ファイブブルー・星川健の教え子たちのドッジボールをヒントに編み出した技で、各メンバーがボールにエネルギーを充填しながらパスをしていき、最後の1人がボールを敵にぶつける。
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登場したレジェンド曙 四郎(あけぼの しろう)外見・言動 木下 小夜(きのした さや) 仮面ライダーW「私聞いてない」 左右別色の戦士 オカマに好かれるハカセ 巨大戦 豪快チェンジ忍者戦隊カクレンジャー バトルフィーバーJ オールイエロー(ガオイエロー/タイガーレンジャー/ボウケンイエロー/ハリケンイエロー/ゴセイイエロー/キリンレンジャー)百獣戦隊ガオレンジャー(ガオイエロー) 恐竜戦隊ジュウレンジャー(タイガーレンジャー) 轟轟戦隊ボウケンジャー(ボウケンイエロー) 忍風戦隊ハリケンジャー(ハリケンイエロー) 天装戦隊ゴセイジャー(ゴセイイエロー) 五星戦隊ダイレンジャー(キリンレンジャー) ゴーカイクリスマス 魔法戦隊マジレンジャー(マジマザー) 登場した技・用語等スクーパーファントム 超忍法・影の舞 サーベルダガー ロックラッシュ ダイレンロッド イーグルクロー ペンタフォース(バズーカタイプ) ゴーカイクリスマススラッシュ ゴーカイ・ジジル バトルフィーバーの大いなる力 登場したレジェンド 曙 四郎(あけぼの しろう) バトルフィーバーJ(バトルフィーバー隊)のアフリカ代表の戦士・バトルケニア。動物と会話ができるという特殊能力を持つ野生児で、俊敏さを活かした「トロピカルダンス」という踊るような戦い方を得意とする(バトルフィーバーのメンバーは各自がダンスをモチーフとした戦闘スタイルを持っている)。 劇場版3にも登場する。 外見・言動 今回はクリスマスにちなんでサンタクロースの扮装をしており、ルカや鎧はレジェンドであることに気付なかった。そのため、正体を隠したまま大いなる力を託すという珍しいケースとなっている。 パンダのパン子ちゃんを引き連れている四郎は上記の能力から動物を放っておけない性格であるらしく、基地にさまざまな動物を連れ込んだことがあった。 サンタのお供なのにトナカイではなくパンダになっているが、演じる大葉健二は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』にゲキレッド・漢堂ジャンの父である白虎の男・ダン役でゲスト出演しており、同作では中国をテーマとしているため、パンダが登場したことがあった。本作のEDでもゲキレンジャーのパートでパンダが登場している。 木下 小夜(きのした さや) 今回のゲストキャラクターであり、人形にされた弟・聖二のために立ちあがる少女。バトルフィーバーの二代目バトルコサック・神誠も弟を敵組織・秘密結社エゴスに殺されており、バトルフィーバー隊加入直後は弟の復讐が戦う動機であった。 第2話の少年と同じく一般人である彼女もモバイレーツで変身している。これは『バトルフィーバーJ』でバトルコサックとミスアメリカの2戦士の変身者交代が行われたことに起因する。今回の話ではルカが彼女にモバイレーツを預けて出撃し人形にされているが、バトルフィーバー隊の初代バトルコサック・白石謙作は、父親を目の前で殺されたトラウマから「血の臭いがする」と戦士を拒絶した少女・まゆみのために戦闘服を持たぬまま彼女を連れて外出し、その際にエゴスの襲撃を受け殉職した(『機界戦隊ゼンカイジャー』第45カイ!にも初代バトルコサックが登場した。セッちゃん曰く「取り返しのつかない不幸に見舞われたヒーロー」という)。 更に、初代ミスアメリカのダイアン・マーチンは、重傷を負ったことから妹の護衛であった汀マリアに戦闘服を託しており、『現装着者が変身不能(重傷)に陥った際に装着未経験者が代わって戦う』というシチュエーションが共通している。ちなみに、その後ダイアンの怪我は無事に回復したもののエゴスに素性を知られてしまったため、家族の安全を優先してバトルフィーバー隊を離脱し、正式にミスアメリカの役目をマリアに譲っている。 鎧が彼女を行動隊長ビバブーの攻撃から身を挺して庇う様は、謙作がまゆみを庇って敵怪人・カットマンの銃撃を受けるシーンを髣髴させる。 仮面ライダーW スーパー戦隊シリーズとの関係はないが、この話に登場する小道具にはスーパー戦隊シリーズと同じ東映とテレビ朝日のタッグによる特撮作品・平成仮面ライダーシリーズの第11作である『仮面ライダーW』に関係するモチーフが散りばめられている。第6話や第34話でも『W』ネタが仕込まれており、いずれもルカが主役となるエピソードである。 「私聞いてない」 今回は、行動隊長ビバブーの台詞として使われたが、『W』のメインヒロイン・鳴海亜樹子(演:山本ひかる)が同様の台詞を口癖としている。 左右別色の戦士 キカイダーやメタルダーなどと同様、仮面ライダーダブルは左右別色のデザインとなっており、今回登場したゴーカイクリスマスはこれを意識したと思われる部分も多い。ただし、『W』において緑色のサイクロンメモリと赤色のヒートメモリは、どちらも仮面ライダーダブルの右半身・ソウルサイドを変化させるソウルメモリと呼ばれるものであるため、緑と赤の戦士が登場することはなかった。 なおこれ以前より変身しているゴーオンウイングスの場合、金色のルナメモリと銀色のメタルメモリで変身する「ルナメタル」と色が一致しているため、視聴者のネット上のリアクションでも「ルナメタル」と言われたことがあった。 本作より10作後の2021年より放送されているスーパー戦隊シリーズの第45作『機界戦隊ゼンカイジャー』にも左右別色の合体ロボ・ゼンカイオー(ジュラガオーン・ブルマジーン・ジュラマジーン・ブルガオーンの計4形態)が登場している。 オカマに好かれるハカセ 最初の戦いでハカセはビバブーに捕まり、キスされそうになった。第23話でオカマに「可愛い」と評された事から、ハカセはオカマに好かれるタイプである模様。 巨大戦 今回は風雷丸とマッハルコンのダブルアタックが披露された。ゴーカイクリスマスと同じく、赤と緑の配色がクリスマスカラーと呼ばれることに由来する。 豪快チェンジ 本話開始時点で大いなる力を未入手の2戦隊が選ばれた。これらはクリスマスが欧米文化であることにちなみ、欧米に関連する作品となっている。 忍者戦隊カクレンジャー ニンジャブラック・ジライヤは先祖が妖怪を追って渡米したことからアメリカで生まれ育ち、カタコトの日本語を話す。 また、『忍者戦隊カクレンジャー』本編はアメリカンコミック風の演出が多用されている。 ニンジャブルー・サイゾウはビバブーと同じく、オカマ口調で話す。 『カクレンジャー』のEDでは敵であるドロドロたちがメインとなりダンスを踊る。また本編においても、カクレンジャーたちがダンスをするという話もまま見られた。 バトルフィーバーJ サンタに扮した曙四郎と遭遇し、「クリスマスに踊るサンタがいる」と間違った認識をしたルカの提案で変身した。 バトルフィーバーは5大陸の代表戦士が結集した戦隊であり、初代ミスアメリカのダイアン・マーチンはFBI捜査官のアメリカ人である。『バトルフィーバー』本編では変身時の専用の映像が存在しない。 今回は『バトルフィーバー』のOPのインストゥルメンタル版は流れず、この時流れていたのは「お宝を探せ!(『ゴーカイジャー』挿入歌)」だった。 オールイエロー(ガオイエロー/タイガーレンジャー/ボウケンイエロー/ハリケンイエロー/ゴセイイエロー/キリンレンジャー) こちらもルカの提案によりイエローの戦士にチェンジ。男女の構成も原典に合わせている。 百獣戦隊ガオレンジャー(ガオイエロー) 変身者はマーベラスガオイエロー・鷲尾岳はマーベラスと同じく、チームの最古参であり、リーダーを務める。岳はガオレッド・獅子走が加入するまでのリーダーであり、走加入後はサブリーダーとなる。 恐竜戦隊ジュウレンジャー(タイガーレンジャー) 変身者はジョータイガーレンジャー・ボーイはジョーと同じく、二刀流を得意としている。 轟轟戦隊ボウケンジャー(ボウケンイエロー) 変身者はルカルカが二刀流を得意としているように、ボウケンイエロー・間宮菜月は二本一組のバケットスクーパーを個人武器に持つ。 ゴーカイイエローのスーツアクター・蜂須賀祐一は『轟轟戦隊ボウケンジャー』でもボウケンイエローを担当している。 忍風戦隊ハリケンジャー(ハリケンイエロー) 変身者はハカセハリケンイエロー・尾藤吼太はハカセ同様に温厚で潤滑油的存在。 ゴーカイグリーンのスーツアクター・竹内康博は『忍風戦隊ハリケンジャー』でもハリケンイエローを担当している。 天装戦隊ゴセイジャー(ゴセイイエロー) 変身者はアイムアイムが普段担当しているゴセイピンクの元の変身者であるエリとゴセイイエロー・モネの組み合わせは「ゴセイガールズ」とも呼ばれている。 ゴーカイピンクのスーツアクター・野川瑞穂は『天装戦隊ゴセイジャー』でもゴセイイエローを担当している。 五星戦隊ダイレンジャー(キリンレンジャー) 変身者は鎧キリンレンジャーの天時星・知を演じた土屋圭輔は、『重甲ビーファイター』において敵勢力・ジャマールの追加戦士にしてビーファイターと同じ力を持った戦士・ブラックビートに変身するシャドーを演じた。シャドーはビーファイターのメンバーであるブルービート・甲斐拓也のクローンという設定であり、拓也を演じていたのは圭輔の双子の兄・大輔であった。 『ダイレンジャー』第25話では、知の偽者役として大輔が出演している。 『ボウケンジャー』においても菜月(リリーナ)の父親役を演じた。 『ダイレンジャー』第44話は、戦隊史上初のクリスマスを扱ったエピソードである。 ゴーカイクリスマス 変身者は鎧 初期メンバーがバトルフィーバーに変身して戦ってるのを見てた鎧がクリスマスということで、マーベラスとハカセから借り受けたゴーカイレッドとグリーンのキーを合体させたオリジナル戦士。赤と緑の配色がクリスマスカラーと呼ばれることに由来する。右半身がゴーカイレッド、左半身がゴーカイグリーン。変身後の名乗りは右側がレッド、左側がグリーンの動作を再現している。なお、中心のマークは金色になっている。 ゴーカイジャーの初期メンバーと同じく、ゴーカイサーベルとゴーカイガンを使用して戦う。 ゴーカイセルラーからの発声は「メリークリスマス」であった(この音声は玩具にも収録されている)。 魔法戦隊マジレンジャー(マジマザー) 変身者はルカゴーカイイエローのスーツアクター・蜂須賀祐一は『魔法戦隊マジレンジャー』でもマジマザーを担当している。 雪の結晶をモチーフにしたマスクと、本来の変身者が「煌く氷のエレメント」を持つ「白の魔法使い」・マジマザー(小津深雪)であることから魔法で雪を降らせた。『魔法戦隊マジレンジャー』本編で深雪は同じ「煌く氷のエレメント」の魔法属性を持つ天空聖者・スノウジェルに力を借りていた過去がある。 『マジレンジャー』第43話はちょうど6年前のクリスマスの放送であり、話の内容も深雪のことを扱ったものであった。 マジマザーに変身したことで、ゴーカイジャーは全てのレンジャーキーで豪快チェンジをしたことになる。 登場した技・用語等 スクーパーファントム 第21話を参照。 超忍法・影の舞 第2話を参照。 本話ではこの技で出現した障子をタイガーレンジャー(ジョー)とドゴーミンが突き破る演出がある。 サーベルダガー 第11話を参照。 ロックラッシュ 第22話を参照。 ダイレンロッド 第33話を参照。 イーグルクロー 『ガオレンジャー』本編には登場しない、『ゴーカイジャー』オリジナルの技。指先の爪から鋭い光の刃を放ち、標的を斬り裂く。 ペンタフォース(バズーカタイプ) 劇場版2を参照。 ゴーカイクリスマススラッシュ ゴーカイクリスマスが単独で使用するゴーカイブラスト スラッシュ。ゴーカイガンにはグリーン、ゴーカイサーベルにはレッドのレンジャーキーを使用する。 ゴーカイ・ジジル 『マジレンジャー』本編には登場しない、『ゴーカイジャー』オリジナルの呪文。クリスマスツリーに雪を降らせるために使用された。 バトルフィーバーの大いなる力 ビバブーとの戦いを終えたゴーカイジャーたちを見届けた四郎からクリスマスプレゼントとして託された。 また、大いなる力を宿したバトルフィーバーのキーが空中に浮かぶシーンでバトルケニアのキーが緑色に発光しているが、これはバトルケニアが黒ではなく緑の戦士として扱われることもあったため(第23話ではその逆として緑の戦士であるゴーグリーンのキーが紫色に発光していた)。
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TV本編との関係 ドギーの潜入捜査キャプテン・マーベラス 豪快チェンジBATTLE・2特捜戦隊デカレンジャー(デカレッド) 忍風戦隊ハリケンジャー(ハリケンレッド) BATTLE・3電子戦隊デンジマン(デンジレッド) 魔法戦隊マジレンジャー(マジレッド) 科学戦隊ダイナマン(ダイナレッド) 登場した技・用語等電光剣・唐竹割り デンジダッシュ スーパーダイナマイト 随時更新予定 TV本編との関係 冒頭のガイソーグとの戦闘時、「第35代スーパー戦隊・海賊戦隊ゴーカイジャー。全宇宙の支配を企んだ悪の大帝国・ザンギャックを壊滅させた凄い奴らだ」というナレーションから最終話以降である事は確定している。 ドギーの潜入捜査 本作で宇宙警察は惑星ネメシスから発せられた異常な電波を察知しており、その調査も兼ねてデカマスター/ドギー・クルーガーがトーナメントに参加している。ドギーの詳細は特捜戦隊デカレンジャーを参照。 キャプテン・マーベラス BATTLE・3ではガイソーグとの戦闘で傷付いたマーベラスをドギーが介抱している。第5話で二人は対面しており、行動隊長ブラムド(トリガー星人 ブラムド)が秘密裏に行おうとしていた都市爆破作戦を耳にしてしまった事で二人が狙われる事になり、その際に傷を負ったドギーをマーベラスが助太刀していた第5話の映像が回想で流れた。また、ドギー本人もその事を覚えており「あの時とは逆だな」と笑みを溢していた。 豪快チェンジ マーベラスのみ参戦しているため主にレッド戦士が使用されている。BATTLE・2での回想シーンでは惑星ネメシスに召集される前に秘密戦隊ゴレンジャーが再びマーベラスにレンジャーキーを託す場面が描写されている。 BATTLE・2 今作でマーベラスは『ニンニンジャー』『キュウレンジャー』の主要メンバーとチームを組んでおり、変身した戦士は上記二作だけでなくゴーカイジャー本編にも客演した事もある。元の変身者とはマーベラスも対面しており、その際スーパー戦隊の力を受け継ぐ者として大いなる力と共に激励の言葉を贈られている。 『ハリケンジャー』と『デカレンジャー』はどちらも『爆竜戦隊アバレンジャー』と共演している。 特捜戦隊デカレンジャー(デカレッド) BATTLE・2でガイソーグに対抗して変身。変身者の赤座伴番(バン)は『宇宙戦隊キュウレンジャー』Spece.18(第18話)で宇宙刑事ギャバンType.G/十文字撃と共に客演しており、ワームホールを介して逃げ出したジャークマターの幹部・マーダッコを倒すためにラッキーことシシレッドとナーガ・レイことヘビツカイシルバーと協力した。ゴーカイジャーでも第5話で登場しており、その際の髪型はデカレンジャーやキュウレンジャー本編と異なり短髪ではなく長髪だった。 忍風戦隊ハリケンジャー(ハリケンレッド) BATTLE・2でガイソーグに対抗して変身。変身者の椎名鷹介は『手裏剣戦隊ニンニンジャー』忍びの7(第7話)でニンジャレッド/サスケと共に忍術の講師として登場している。ゴーカイジャーでも第25話・第26話でハリケンブルー/野乃七海とハリケンイエロー/尾藤吼太と共に登場している。 この時ガイソーグはアカニンジャー/伊賀崎天晴を身体を依り代にしており、アカニンジャーもハリケンレッドも忍者がモチーフのレッド戦士でもある。 BATTLE・3 ジュウオウイーグル/風切大和との共闘で使用した。変身した戦士にはパンチ技を必殺技とする繋がりがある。 電子戦隊デンジマン(デンジレッド) BATTLE・3でガイソーグに対抗して変身。変身者の赤城一平はボクシングを得意としている武道家であり、デンジマンには「デンジパンチ」という共通武器を所持している。 魔法戦隊マジレンジャー(マジレッド) BATTLE・3でガイソーグに対抗して変身。マジレッドにはマジパンチを装着して攻撃する技がある。 ジュウオウイーグルの変身者・風切大和は五人目のメンバーとしてジュウオウジャーに加入しており、魁も五人目として加入した事でマジレンジャーが結成されている。 科学戦隊ダイナマン(ダイナレッド) BATTLE・3でガイソーグに対抗して変身。『ダイナマン』には「ダイナパンチ」という共通武器があり、ダイナレッドには「マグナムスクエアパンチ」という個人技が扱える。 登場した技・用語等 電光剣・唐竹割り 変わり者チームvs剣豪チームでトッキュウ5号がデカマスターに対して披露した技。 元ネタは『バトルフィーバーJ』に登場する巨大ロボ・バトルフィーバーロボが電光剣を用いた必殺技。『BATTLE・3』放映時の3月3日は『バトルフィーバーJ』第5話「ロボット大空中戦」の放送日時から40年を迎えている。バトルフィーバーロボはスーパー戦隊シリーズ初の巨大ロボットであり、第5話でシリーズ初の巨大戦が放送された。 トッキュウ5号の変身者・カグラはトッキュウジャーの力の源・イマジネーションが優れており、戦闘時には強くなっている自分をイメージする事でイメージした自分になりきる事が出来る。カグラがバトルフィーバーロボを知っていたかどうかは不明だが、彼女の設定を考えるとデカマスターの剣術に対抗するために、より強い剣技とそれを使いこなす自分をイメージした結果生まれた技という可能性もある。 デンジダッシュ デンジマンの共通能力。100mを3秒で走れる程の速さで移動する。時速120キロ。本作ではガイソーグに接近して攻撃を与えるための繋ぎとして使われた。『超電子デンジマン』放映時のOP映像では車が走っている街並みの映像をバックにデンジレッド達が足踏みをする事で「高速で移動している」ことを表現していた。 スーパーダイナマイト ダイナマンの5人が揃う事で発動する技だが、本作ではダイナレッド単体で使用している。
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サブタイトル ルカが持っていた交通安全教本 ハカセの台詞 変身の間に恭介たちを見失ったゴーカイジャー 変身時テーマソング ナビィの最後の台詞 行動隊長ジェラシット 登場したレジェンド陣内 恭介(じんない きょうすけ)外見 言動 豪快チェンジ恐竜戦隊ジュウレンジャー 高速戦隊ターボレンジャー 激走戦隊カーレンジャー 登場した技・用語等龍撃剣/トリケランス/サーベルダガー/モスブレイカー/プテラアロー ゴーカイクルマジックアタック ドライビングスラッシュ ゴーカイ激走斬り( - げきそうぎり) 大いなる力交通安全 サブタイトル 『激走戦隊カーレンジャー』のサブタイトルと同じく、「どこかに交通用語や自動車に関連する言葉が含まれる」という形になっている。『カーレンジャー』第1話のサブタイトルは「戦う交通安全」。更に、『カーレンジャー』最終話のサブタイトルは「いつまでも交通安全!!」である。 ルカが持っていた交通安全教本 表紙に「宇宙警察庁交通局監修」と書かれている。『カーレンジャー』に登場した6人目の戦士・シグナルマンは宇宙警察に所属する交通巡査であった。宇宙警察はデカレンジャーのメンバーの所属先でもあるが、「宇宙警察」という設定が出たのは『カーレンジャー』の方が先である。 ハカセの台詞 「あっちに行くべきか、こっちに行くべきか……それが問題だ……」 「止めるべきか、止めざるべきか、そこが問題だ……」ウィリアム・シェイクスピア作による「四大悲劇」と呼ばれる戯曲の1つ『ハムレット』の、「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」という有名な一節のもじり。 変身の間に恭介たちを見失ったゴーカイジャー 「派手に行……」「い、行けない!」『カーレンジャー』の第1話には、「変身していざ決戦かと思いきや、敵は既に逃走しており拍子抜けするカーレンジャーのメンバー」というシーンがある。 変身時テーマソング 『カーレンジャー』は、ゴーカイジャーまでのスーパー戦隊シリーズの中では唯一レギュラーOPがマイナー変更されており、主題歌が2種類存在する。ターボレンジャーからカーレンジャーに豪快チェンジした際は「激走戦隊カーレンジャー~フルアクセルヴァージョン~(後期OP)」、ラストの子供たちの前での変身時では「激走戦隊カーレンジャー(前期OP)」が使用されている。『カーレンジャー』でOPが変更されたのは第14話からであり、今回の話が第14話であることからそれも意識していると考えられる。 ナビィの最後の台詞 「エネルギーの無駄遣いはやめましょう」今回の放送が、2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響による電力不足から節電の必要性が訴えられ始めた時期であったことと、『カーレンジャー』本編で予告のラストに交通安全に関する啓蒙を行っていたことから。 行動隊長ジェラシット 名前の由来は「ジェラシー」と「嫉妬」から。その名前が表す通り、インサーンが恋心を抱く陣内恭介に嫉妬している。 ギャグを得意とする浦沢義雄脚本ならではのキャラクターといえる。 登場したレジェンド 陣内 恭介(じんない きょうすけ) 激走戦隊カーレンジャーのレッドレーサー。宇宙暴走族・ボーゾックによって爆破され滅んだ惑星・ハザード星で「星座伝説」として語り継がれていた5つの車型星座に、正義の戦士・激走戦隊カーレンジャーとして選ばれた5人のうちの1人。かつてレーサーを目指していたことがあり、自動車会社・ペガサスのテストドライバーとして、カーレンジャーとしての仲間でもある同僚たちと、「夢の車」の製作を目指して働いていた。ちなみに左利き。ただし、ペガサスは町工場レベルの小さな会社であるため、実質的な仕事は車両修理の手伝いや運転代行などの雑用がほとんどであり、本人曰く月給は19万3000円(税込)の安さであった。 ボーゾックの幹部たちからは、「猿顔の一般市民」と馬鹿にされていた(これは、ボーゾックがカーレンジャーの変身後の姿を真の姿だと勘違いしており、事件現場で時折遭遇する恭介がレッドレーサーの正体だと気付いていなかったため)。 今回は職業が前述のテストドライバーから役者に変更されている(理由は後述)。 外見 カーレンジャーのメンバーは、左手首に着けたブレスレット・アクセルブレスと、アクセルブレス用の鍵・アクセルキーという2つのアイテム(「アクセルチェンジャー」と総称される)を使って変身するが、レジェンド大戦により変身能力を失っているため、アクセルブレスを着けていない。(もっとも、『カーレンジャー』本編においても、変身時や通信時以外はアクセルブレスを外していることが多かったのだが) 赤地に黒い馬蹄と白い蔦・金の葉の模様が刺繍されたシャツは、『カーレンジャー』当時の撮影で実際に本人が着用していたもの。演じた岸祐二のブログにて、声優・松本梨香の主催による東日本大震災のチャリティープロジェクト・『まんまるプロジェクト』のチャリティーオークションに、このシャツがサインを入れた上で出品されることが明かされた。松本梨香はスーパー戦隊シリーズ内では、後述の『高速戦隊ターボレンジャー』でスズナリボーマとオマモリボーマを、『地球戦隊ファイブマン』でアーサーG6を、『鳥人戦隊ジェットマン』でゴミジゲンを、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』でドーラレイガーを、『炎神戦隊ゴーオンジャー』でボーセキバンキを、それぞれ演じている。 なお、出品されたシャツは『カーレンジャー』第47話でワンパー(ボーゾックの戦闘員)に斬り付けられた際の、右袖(上腕部)の傷が繕われた状態になっており、今回の劇中でも右袖の繕った跡が確認できる。 今回の監督である坂本太郎が監督として参加した特撮ドラマ・『大魔神カノン』の公式ブログでは、2011年5月22日の記事などで今回の話に触れられており、それによると、このシャツは岸が『カーレンジャー』の終了記念として、2枚あった衣装のうちの1枚を譲り受けたものだという。ちなみに東映に残されたシャツは『カーレンジャー』終了後も衣装として使われていたようで、『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー 特別幕』や『仮面ライダーオーズ/OOO(第13話)』など、東映特撮作品で全く同じデザイン・カラーのシャツが何度か使われている。ただし、「特撮ニュータイプ」2011年7月号に掲載された岸のインタビューでは、「恭介の衣装は、当時のものがないということだったので(自分が譲り受けていたシャツを持参した)」という記述がある。 首にはロケットペンダントをかけている。前述した『大魔神カノン』公式ブログでは、ロケットの中には紆余曲折の末に恭介と相思相愛になったボーゾックの女幹部・美女ゾンネット(正体はファンベル星という星の王女であるバニティーミラー・ファンベルト)の写真が入っており、これは岸が東映装飾部に頼んで用意してもらったものだと語られている。『カーレンジャー』の最終話には、故郷のファンベル星に帰り見合い三昧の日々にうんざりしたゾンネットが、ロケットペンダントに入れた恭介の写真を見て溜息をつく、というシーンがある。 言動 『カーレンジャー』本編では一人称が「俺」だったが、今回は「私」になっている。今回脚本は『カーレンジャー』のメイン脚本家・浦沢義雄が担当しているが、この変化や職業の変更について、岸は特撮雑誌・「特撮ニュータイプ」2011年7月号のインタビューで「"浦沢さん、設定を忘れてやがる"と思いました」と冗談めかして発言し、プロデューサー・宇都宮孝明は同じく特撮雑誌である「東映ヒーローMAX」のvol.38に掲載されたインタビューにて、「(浦沢は)与えられた条件をフルに使って畳みかけるアイデアがすごいが、自動車工場の設定とか芋羊羹みたいな小ネタには興味がない。とにかく、このシーン面白いだろ、この台詞面白いだろ、と(畳みかけるような脚本を書く)」と語っている。 「そして、誰もいなくなった……」「ミステリの女王」ことアガサ・クリスティ著の有名推理小説のタイトルより。 「はい、コーヒー牛乳」カーレンジャーをサポートするハザード星人の子供・ダップの父親であるVRVマスターの大好物がコーヒー牛乳であったことから。 「こういうのは、チーキュでは男からなんだよ」『カーレンジャー』本編では、ダップなど例外はあるものの、劇中に登場した宇宙人は地球のことを「チーキュ」、日本のことを「ニッポンポン」と呼んでいた。なお、「チーキュ」という言い方をしたのはアドリブだったのか、放映当時の字幕では「チーキュ」ではなく「地球」と記述されていた。 自分に重なるレッドレーサーのイメージを叩いて振り払う恭介恭介は『カーレンジャー』本編でダップにカーレンジャーとして選ばれたことを伝えられた際、他のメンバーとともに「ただでさえ薄給なのに地球を守る仕事までするのは嫌だ」と一度は拒否している。とはいえそれも一時的なもので、最終的には「変身できなくても心はカーレンジャー」という強い誇りを持つに至っている。 『カーレンジャー』本編ではレッドレーサーに恋したゾンネットと、その猛アタックを受けて彼女に恋した恭介のすれ違いが大きく描かれており、「陣内恭介」にとって「レッドレーサー」は自分のもう一つの姿であると同時に恋敵でもあった。前述したように、ボーゾックのメンバーはカーレンジャーが地球人の変身した姿であることを知らないため、ゾンネットはレッドレーサーに猛アタックする一方、恭介を「猿顔の一般市民」と馬鹿にしていた。最終的にレッドレーサーの正体を知ったゾンネットは、あえて変身せずに自分を守ろうとする恭介の姿に心を打たれ、素顔の彼を受け入れている。 豪快チェンジ 恐竜戦隊ジュウレンジャー 『ジュウレンジャー』と『カーレンジャー』は敵組織が壊滅することなく残るも、地球に平和が訪れた作品という共通項がある。『ジュウレンジャー』の敵組織・バンドーラ一味は魔女バンドーラが魔力を失ったことで壺に封印されて宇宙の果てに追放。『カーレンジャー』の敵組織・宇宙暴走族ボーゾックは暴走皇帝エグゾスに裏切られたこともあって改心してカーレンジャーを助け、戦いが終わった後は皆、足を洗って人生をやり直し始めた。 レッドレーサーのスーツアクター・横山一敏が初参加した戦隊作品が『恐竜戦隊ジュウレンジャー』である。 高速戦隊ターボレンジャー 間違えてターボレンジャーに豪快チェンジしてしまうゴーカイジャーカーレンジャーとターボレンジャーがどちらも車のモチーフを持つ戦隊であり、『高速戦隊ターボレンジャー』の没タイトルが『カーレンジャー』であったことに由来する。 激走戦隊カーレンジャー レンジャーキーの回し方バイクのハンドルをひねるかのように、2度途中で止めてから回している。 変身後の背景『カーレンジャー』本編で登場する5つの車形星座が描かれているほか、ターボレンジャーとの間違えを直したため、くす玉から「これが正解!!」と書かれた大きな紙が出てくる演出がなされた。 登場した技・用語等 龍撃剣/トリケランス/サーベルダガー/モスブレイカー/プテラアロー 第11話参照。 ゴーカイクルマジックアタック ゴーカイジャーがカーレンジャーに豪快チェンジした際に使用した技だが、『カーレンジャー』本編には登場しない『ゴーカイジャー』オリジナルの技。ブルーレーサーがスケボーに、ピンクレーサーが一輪車に、グリーンレーサーが自転車に乗り、イエローレーサーがローラースケートを履いて走りながら攻撃し、最後にレッドレーサーが後述のドライビングスラッシュを放つ。グリーンレーサーが乗る自転車にはレッドレーサーも乗っていたが、恭介に「2人乗りは禁止」とツッコまれたため、レッドレーサーは自転車から降りた。 技名は、『カーレンジャー』最終話においてボーゾックを扇動していたラスボス・暴走皇帝エグゾスを倒した技が、「カーレンジャークルマジックアタック」だったことに由来する。 ドライビングスラッシュ ゴーカイレッドがレッドレーサーに豪快チェンジした際に使用した技だが、『カーレンジャー』本編には登場しない、『ゴーカイジャー』オリジナルの技。レッドレーサーが自身の専用武器・フェンダーソードで十文字斬りを行う技。 技名は、『カーレンジャー』本編におけるレッドレーサーの必殺技が「ドライビングアタック」だったことに由来する。 ゴーカイ激走斬り( - げきそうぎり) ゴーカイオーが高速回転しながら突進し、すれ違いざまにゴーカイケンで敵を斬る激走必殺技。『カーレンジャー』本編で、カーレンジャーの1号ロボ・RVロボの必殺技が「RVソード・激走斬り」だったことに由来する。 大いなる力 交通安全 ゴーカイジャーが、恭介が作った交通安全の芝居に付き合うことで手に入れたカーレンジャーの大いなる力。子供たちに交通安全を教えたが、ナビィには「あんまり役に立たない」とバッサリ切り捨てられた。カーレンジャーには「戦う交通安全」というキャッチコピーがあり、『カーレンジャー』本編では次回予告の最後に必ず交通ルールの解説を行い、交通安全を呼びかけていた。
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第45話と第46話 サブタイトル 動物園の猛獣 登場したレジェンドニンジャマン言動 鶴姫服装 言動 大いなる力ニンジャマン 第45話と第46話 第45話:慌てん坊忍者と第46話:ヒーロー合格は、「カクレンジャーの大いなる力」を主題とした前後編となっている。 サブタイトル 『忍者戦隊カクレンジャー』サブタイトルには全話に共通する法則はないが、忍者という単語がしばしば使われることがあった。 第45話はニンジャマンが初登場する回であるため、『カクレンジャー』で初登場した第36話のサブタイトル『暴れん坊忍者』をもじったものとなっている。また、前回がクリスマスの話だったためか、同じく第45話の『慌てん坊サンタ』にも由来する形となっている。『カクレンジャー』サブタイトルはテレビや漫画の題名等から採られたものが多く、前者は時代劇『暴れん坊将軍』後者は童謡『あわてんぼうのサンタクロース』が本ネタとなっている。 また46話は、『忍者戦隊カクレンジャー』第51話のサブタイトル「英・雄(ヒーロー)・失・格」のタイトルをもじったものとなっている。「英・雄・合・格」としてしまうと、30分後に放送している『仮面ライダーフォーゼ』のサブタイトルと混同してしまうために、このような形になったと思われる。『フォーゼ』のサブタイトルは「漢字4文字+漢字と漢字の間に中黒を入れる」という形式になっている。 動物園の猛獣 ニンジャマンは10年前、動物園から逃げ出した猛獣と戦ったというネタ。『海賊戦隊ゴーカイジャー』が放送される10年前は動物をテーマにした戦隊・『百獣戦隊ガオレンジャー』が放送されていた。ニンジャマンと戦ったライオンとトラ、ゾウ、ゴリラ、ワニは『ガオレンジャー』に登場するパワーアニマルと共通している。 偶然なのか、この5匹は『ガオレンジャー』と同じく動物をテーマにし、『ゴーカイジャー』が放送された5年後に放送されている戦隊・『動物戦隊ジュウオウジャー』の追加戦士含めたメンバーならびに巨大戦力のジュウオウキューブとも共通している。 登場したレジェンド ニンジャマン 『忍者戦隊カクレンジャー』に登場した6人目の戦士(兼4号ロボ相当の巨大戦力)。元々は人間であったが、後述の三神将の弟子として長い時間を生きており、現在は人としての姿は失っている。1000年前に妖怪大魔王に騙されて多くの人を傷つけてしまい、三神将によって罰として壷に閉じ込められ、宇宙に追放されていた。何かコンプレックスがあるのか、「青二才」という言葉を聞くと途端に激怒し、手や足が変形して「サムライマン」という真の姿に変化する。単純で騙されやすい性格だが正義感の強い熱血漢で、大の子供好き。『カクレンジャー』第36話で地球に帰還、ニンジャホワイト・鶴姫の手によって壷から開放され、カクレンジャーと協力して妖怪軍団と戦った。最終回で妖怪軍団が全員封印されカクレンジャーが使命を終えたことを見届け、三神将と共に姿を消した。 本作において妖怪との戦いの後は動物園から脱走した動物たちを止めるために奮闘したが、行き過ぎた行動の結果逆に被害を拡大してしまい、その罰として三神将によって10年間も壺に封印されていたことが明らかになった。そのため、スーパー戦隊の戦士でありながらレジェンド大戦には参加せず、力を失わずに済んだ珍しいケースとなった。劇場版1のパンフレットでは、「ニンジャマンもレジェンド大戦に参戦していたが、最終決戦前の巨大戦でのダメージが大きく戦線離脱したため力を失わなかった」という設定が語られていたが、これは仮の設定であったらしく「最初からレジェンド大戦に参加していなかった」と変更された。実際には、予算やスケジュールなどの都合で劇場版1の時点ではニンジャマンのスーツの修復・新造ができず、そのため「力を失わなかった」という設定になったと思われる。パンフレットでは、『超力戦隊オーレンジャー』に登場したガンマジンや『天装戦隊ゴセイジャー』に登場したデータス(データスハイパー)についても、同様に巨大戦で戦線離脱し力を失っていないとされていた(ガンマジンについては「(恐らくはニンジャマンやデータスと同じく、巨大ロボ戦のダメージが理由だと思われるが)ガンマジンは気まぐれなやつなので分かりません(笑)」と含みを持った表現がされている)。 2010年10月2日、マトリンティスのマトロイド・ショットのザンKT0によって寝隠神社もろとも消滅する運命だったが、劇場版0及び第40話でゴーカイジャーの活躍により消滅せずに済んだ。 『ゴーカイジャー』の時代設定が『ゴセイジャー』終了の数年後ということを踏まえると、この事件は2004、5年頃の出来事となり、『カクレンジャー』の約10年後にあたる。 言動 ニンジャマンが閉じ込められていた壷『カクレンジャー』第36話でニンジャマンが閉じ込められていた壷と同じデザイン。顔のような意匠があり、口部分に壷を割って封印を解くための金槌が付いている。『カクレンジャー』本編では鶴姫家の家系の者でなければニンジャマンの封印を解くことができない(金槌を外せない)という設定であり、実際に鶴姫本人に助け出されていた。この設定を意識したのか、今作では鶴姫と同じく姫であるアイムが封印を解いた。 紙芝居で封印された経緯を説明する『カクレンジャー』の前半では、ナレーションの代わりに落語家・三遊亭圓丈が扮する講釈師が登場し、紙芝居などを用いて解説を行うという演出がされていた。『カクレンジャー』は第24話までが第一部、それ以降が第二部・青春激闘編という二部構成になっているのだが、第二部では講釈師役の圓丈がレギュラー出演者から外れ、登場機会はほとんどなかった。 使われている擬音が、『カクレンジャー』本編同様にアメコミ風のアルファベットになっている。 イラストに登場しニンジャマンを壷に閉じ込めたのはカクレンジャーの巨大戦力である無敵将軍・ツバサマル・隠大将軍の3体。彼らは2000年前に妖怪と戦った賢人たちの魂が昇華した「三神将」と呼ばれる巨大神であり、それぞれが独立した意思を持つ。隠流忍術の極意を司る存在であり、ニンジャマンの師匠でもある。三神将の弟子であるニンジャマンも巨大化して戦う能力を持っており、追加戦士であると同時に巨大戦力のポジションにも該当する稀な例である。 「バカバカバカバカ、オレのバカ~!」スーパー戦隊とは関係なく、アニメ『燃える! お兄さん』に登場するキャラクター・国宝憲吉の「バカバカバカバカ、ワシのバカ~!」という台詞が元と思われる。これは、憲吉の息子で同作品の主人公である国宝憲一役を務めたのがニンジャマン役の矢尾一樹であったことから。 雲を呼び出しそれに乗って帰っていく『カクレンジャー』本編でしばしば使用している、ニンジャマンの移動手段。後述する『西遊記』をモチーフにしていると思われる。 鶴姫 忍者戦隊カクレンジャーのニンジャホワイト。退魔を得意とする忍者流派・隠流の使い手である隠流鶴姫家の24代目総領であり、カクレンジャーのリーダーを務める。スーパー戦隊シリーズにおいて、レッド以外のメンバーがリーダーを務めたのは彼女が初である。 男勝りで勝気な性格の紅一点であり、個性の強い仲間たちをしっかり纏め上げつつ、時には仲間を気にかける優しさも見せるが、物語後半では死んだとされていた父・義輝を巡る問題によって心を揺れ動かされる。 演じる広瀬仁美は既に現役引退した身であるが、前作『ゴセイジャー』にもニンジャレッド・サスケ役の小川輝晃と共に出演しており、本作でも特別に出演となる。 服装 白の忍装束を着ているが、『カクレンジャー』本編でも生身での戦闘シーンや隠密行動の際などにカクレンジャーのメンバーが忍装束を着用することが多かった。『カクレンジャー』のOP映像や変身バンクでも忍装束を着用している。また、カクレンジャーのメンバーは印籠・ドロンチェンジャーを使って変身するが、レジェンド大戦で変身能力を失っているのだがドロンチェンジャーは普段装束のどこに収納しているのかは不明のため外見では判別できない。ドロンチェンジャーは封印の扉の鍵も兼ねている。鶴姫以外のメンバーは全員黒の忍装束にパーソナルカラーの襟巻・鉢金という姿なのだが、鶴姫のみ装束も白となっている。カクレンジャーの5人のキャラクターには、中国の有名小説『西遊記』の三蔵法師一行(三蔵法師とその弟子である孫悟空・沙悟浄・猪八戒の3人、及び白馬に化身して三蔵法師を乗せている西海竜王の子・玉龍) の要素が取り入れられており、鶴姫は三蔵法師のポジションに当たるため、三蔵法師の白い法衣をイメージしていると思われる。『カクレンジャー』では、忍装束姿で行動する際には三蔵法師を思わせるデザインの白い頭巾を着用していることが多かったのだが、今回は鉢金と頭巾は着けていない。 カクレンジャーはベルトのバックル部分がメンバーそれぞれのエンブレムになっているが、本話の鶴姫にニンジャホワイトのイメージが重なるシーンではバックルが「忍」の文字になっている。第44話でゴーカイジャーがカクレンジャーに変身して戦った際には原典と同じエンブレムになっているのが確認できるので、単なるミスだと思われる。 言動 「ゴーカイジャーに地球を守らせようと思っていたけど」この台詞から、ザンギャックと戦っていたゴーカイジャーが大いなる力を揃えた途端に地球を離れてしまうことを危惧し、あえて会わないように姿を隠していたことがうかがえる。 第45話のラストで、満月を背にした鶴姫が白い軌跡を残しながら飛び去っていくシーンがあるが、『カクレンジャー』のOP映像には、画面上を5色の軌跡が跳ね回ったあと、忍装束姿の5人が宙からロープを伝って地面に降り立ち、満月を背に装束を脱ぎ捨てカクレンジャーの姿となって画面手前に走ってくるというシーンが使われている。 大いなる力 ニンジャマン ニンジャマンそのものが大いなる力であり、カクレンジャーのレンジャーキーを使うことでニンジャマンが巨大化する。なおレジェンド回があり、力が使われたにもかかわらず、必殺技は使用されていない。 OPにおけるキャスト表示は第45話では他のレジェンド同様ゴーカイジャーの6人の直後になっているが、大いなる力であることが判明する第46話ではマッハルコンらと同様のカットで表示されている。
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(しし、かける) サブタイトル 登場したレジェンド獅子 走(しし かける)外見 言動 豪快チェンジ高速戦隊ターボレンジャー 鳥人戦隊ジェットマン 百獣戦隊ガオレンジャー 登場した技・用語等コンビネーションアタック 天空島(てんくうじま) サージングラッシュ 破邪百獣剣(はじゃひゃくじゅうけん) 大いなる力ガオライオン ガオゴーカイオー ゴーカイアニマルハート サブタイトル 『百獣戦隊ガオレンジャー』のサブタイトルを思わせる形式になっており、「獅子、走る」を「しし、かける」と読む点は、後述するガオレッド・獅子走の名前の読み方が「しし かける」であることからである。『ガオレンジャー』のサブタイトルには全話に共通する法則はないが、「○○(助詞なしの短い名詞)、××(動詞)!!」の形式が頻繁に使われていた。『ガオレンジャー』のQuest 1(第1話)のサブタイトルは「獅子、吼える!!」。 今回のサブタイトルはQuest 8(第8話)「犬、走る!!」のタイトルが元であり、獅子 走/ガオレッドの獣医としての素性が明らかになっている。 登場したレジェンド 獅子 走(しし かける) 百獣戦隊ガオレンジャーの「灼熱の獅子」・ガオレッド。大学を卒業したばかりの新米獣医だったが、幼少時代から動物の意思を読み取ることができる才能を持っており、ガオライオンによってガオレンジャーのリーダーに選ばれた。走は、東京都東区にある桜庭動物病院に勤務し、地元の主婦層から慕われている。 『ガオレンジャー』Final Quest(最終話)で戦いを終え、再び獣医に戻った(同シーンで当時結婚したばかりのスーツアクター福沢博文と神尾直子が登場している)。 今回登場した走の勤務先の動物病院には、「獅子どうぶつ病院」の看板が掲げられており、走が新米獣医から一人前の開業獣医へと成長したことが分かる。ちなみに、「獅子どうぶつ病院」の看板には診療時間と駐車場ありの記載はあるが、休診日が一切記載されていないので、数人の獣医が交代制で診療を行うかなり大きな動物病院なのかもしれない。なお、診療時間は平日:AM 9 00~PM 12 00・PM 3 00~PM 8 00(土曜日はPM 7 00まで)、休・祝日:AM 9 00~PM 3 00と記載されている。 ガオレンジャーの戦士として選ばれた人間は、戦いの間はそれまでの名前を捨てて戦士名で呼び合うという決まりがあるため、『ガオレンジャー』本編では仲間から「レッド」と呼ばれており、本名を呼ばれることはほとんどない。『ガオレンジャー』最終話では、戦いを終えて仲間と本名で呼び合うようになったが、『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』では、ガオレンジャーのジャケットを着た途端に呼び方が戦士名に戻るという演出がされていた。 外見 『ガオレンジャー』本編では赤いジャケット(ガオジャケット)を着用していたが、今回は私服と白衣を着て登場した。これは、ガオレンジャーのメンバーが着用していたガオジャケットが「戦士の証」であり、レジェンド大戦でガオレンジャーの力を失った走が戦士ではなく獣医として命を守る生活を送っていることから。 言動 「俺は獣医だ」走は獣医という職業からも分かるように動物を深く愛する熱血漢であり、『ガオレンジャー』本編では、動物に関係するトラブルが起こった際に「俺は獣医だー!」の一言で強引に解決してしまうことが多々あった。 豪快チェンジ 高速戦隊ターボレンジャー 『ガオレンジャー』は21世紀最初の戦隊であり、『高速戦隊ターボレンジャー』は平成最初の戦隊である。 『ターボレンジャー』は『ガオレンジャー』と同じく、初期メンバーが男性4人と女性1人で構成されている。 ターボレンジャーのメンバーは5人とも高校生であり、ガオホワイト・大河冴も『ガオレンジャー』加入前は武道専門学校に通う高校生。また、同様に紅一点のピンクターボ・森川はるなとは、杖を個人武器にしていることも同じである(Wステッキとタイガーバトン) 豪快チェンジ直後にやぐらを組んでいるが、『ターボレンジャー』本編ではターボレンジャーは名乗りの際にやぐらを組んでいる。ブラック・レッド・ブルーが土台になっているのだが、ブラックターボ(ハカセ)は重さに耐え切れず足を震わせており、そのことをナビィが公式ブログで指摘した。ゴーカイジャーが豪快チェンジしたターボレンジャーはやぐらを組んだ時、ピンクの下がブラック、イエローの下がブルーになっていたが、本来のターボレンジャーはやぐらを組んだ時の位置はピンクの下がブルー、イエローの下がブラックである。 鳥人戦隊ジェットマン 『ガオレンジャー』は『ゴーカイジャー』の10年前(2001年)の作品であり、『鳥人戦隊ジェットマン』は『ガオレンジャー』から更に10年遡った1991年の作品である。 ガオレンジャーとジェットマンには以下の共通点がある。ガオレンジャーとジェットマンは初期メンバー(赤・黄・青・黒・白)のカラーリングが同じである。 レッドホーク・天堂竜はガオイエロー・鷲尾岳と同じく、鳥をモチーフにした戦士を務める軍人である。竜はジェットマンのリーダーであり、岳もガオレッド・獅子走が加入するまではガオレンジャーのリーダーを務めていた。 ブルースワロー・早坂アコは冴と同じく、高校生である。アコを演じた内田さゆりは『ターボレンジャー』の第9話で榊原由美を『ガオレンジャー』の第6話(QUEST6)では島田佐織を演じた。 豪快チェンジ直後のシーンでは空を飛ぶジェットマンを下からのアングルで映しているが、『ジェットマン』のOP映像では、同じように円を描くような隊形で遥か上空のジェットマシンから舞い下りるジェットマンを下からのアングルで映した映像が、ラストシーンの直前で使用されている。今回、ゴーカイジャーが豪快チェンジしたジェットマンは、空を飛びながら「レッドホーク→ブラックコンドル→イエローオウル→ホワイトスワン→ブルースワロー」の順で螺旋を描くようにフレームインしているが、この順番は『ジェットマン』本編での名乗り順と同じである。『ジェットマン』に影響を与えたと思われるアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』のOPにも酷似したシーン(地上へ降下するガッチャマンを上空からのアングルで描いている)があり、螺旋を描くようなフレームインの仕方はそちらの方に近い。 このシーンをよく見ると、きちんと足を伸ばしている他のメンバーに比べ、ゴーカイグリーンが豪快チェンジしたブラックコンドルは膝が曲がっていて不恰好な飛び方になっている。 百獣戦隊ガオレンジャー BGMと変身バンクの再現についてはこちら。ゴーカイイエローが豪快チェンジしたガオイエローが、スゴーミンの首を掴んだまま跳躍して壁面に何度も背中を叩き付けているが、『ガオレンジャー』本編でもガオイエローが何度か似たような攻撃を繰り出している。 登場した技・用語等 コンビネーションアタック 『ターボレンジャー』で使用された、ターボレンジャーの5人による連続攻撃。多数のバリエーションがあるが、今回はレッドのパンチで弾き飛ばされた他の4人がその勢いでスゴーミンたちを一掃し、最後にレッドが高速移動しながらの一騎打ちで行動隊長をパンチで吹き飛ばすという形になっている。 天空島(てんくうじま) 『ガオレンジャー』本編に登場した島であり、正式名称は天空島アニマリウム。天空に浮かぶ、亀を思わせる形をした島。地球の生命エネルギーそのものが具現化した守護聖獣・パワーアニマルたちの住処でもある。 サージングラッシュ ガオブルーが使用した技だが、『ガオレンジャー』本編には登場しない『ゴーカイジャー』オリジナルの技。ガオブルー専用武器(破邪の爪)である一対のナイフ・シャークカッターによる高速の斬撃で、相手を切り裂く。なお、背景に表示されたマークは鮫の絵と「SURGING SHARK(怒涛の鮫・ガオブルーのキャッチフレーズ)」の文字をあしらったガオブルーのパーソナルマークであり、ガオブルー・鮫津海のジャケットには同じマークが入っている。 破邪百獣剣(はじゃひゃくじゅうけん) ガオレンジャー5人それぞれの専用武器を合体させた、等身大戦での必殺剣。「邪鬼、退散!」の掛け声とともに、地球の生命エネルギー・ガオソウルを込めた剣で敵を斬る。 大いなる力 ガオライオン ガオレンジャーの大いなる力により天空島から降臨する、深紅のライオン。天空島に住まうパワーアニマルたちのリーダーであり、走をガオレッドとして選んだ。ガオレンジャーキーによって呼び出されたガオライオンが、虹色に輝く光の帯を駆け下りて天空島から地上に向かうシーンは、『ガオレンジャー』本編でパワーアニマルの召還時に使われていたバンク映像を再現したもの。召喚時に流れる笛の音色も当時と同じものである。 マジドラゴンやパトストライカーなど、以前の話で「大いなる力」によって登場した歴代メカはゴーカイジャー用に大幅にアレンジされていたが、今回登場したガオライオンはサイズが一回り大きくなりデザインにも僅かなアレンジが加えられているものの、「かつてガオレンジャーと一緒に戦っていた(≒『ガオレンジャー』本編の)ガオライオンと同一個体」という設定になっている。 ガオゴーカイオー ガオライオンの背中にゴーカイオーの腿から上が合体した百獣戦闘形態。その姿は『ガオレンジャー』に登場した、ガオレンジャーたちにパワーアニマルの意思を伝える巫女・テトムの玉子焼きを食べたことをきっかけに、通常の2倍以上に巨大化したガオライオンが他のパワーアニマルと合体した巨大ロボ(精霊王と総称される)の「ガオケンタウロス」を彷彿とさせる。なお、ガオケンタウロスはかなりイレギュラーな形態であり、登場したのはガオライオンが通常サイズに戻るまでの数回Quest43~44(第43~44話)のみで、ハイネスデューク・ラセツとその腹心のデュークオルグ・ドロドロを撃破している。 ゴーカイアニマルハート ガオゴーカイオーの必殺技。ガオライオンの口から放たれたガオソウルと、ゴーカイケンによるX字の斬撃で敵を粉砕する。 技名の由来は、ガオレンジャーの1号ロボ・ガオキングの必殺技が、「天地轟鳴・アニマルハート」であることから。
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TV本編との関係 初期案黒幕 大ショッカーと大ザンギャック 夢のコラボ 登場したレジェンド特命戦隊ゴーバスターズ ゴセイレッド レッドワン 復活怪人アクドス・ギル ワルズ・ギル 黒十字王 救星主のブラジラ 血祭ドウコク ロン クエスター 冥府神ダゴン シルバ 野球仮面 2組の絆 ライドベンダーのナンバープレート シャドームーンとブラックサン マーベラスに抱きつく鎧 豪快チェンジ(7人ライダー戦)レッドワン(超電子バイオマン) ニンジャレッド(忍者戦隊カクレンジャー) 豪快チェンジ(フォーゼ戦)デンジレッド(電子戦隊デンジマン) マジレッド(魔法戦隊マジレンジャー) カメンライド(ゴーバスターズ戦)仮面ライダーファイズ(仮面ライダー555) 仮面ライダーカブト(仮面ライダーカブト) 豪快チェンジ(ディエンド戦)シンケンレッド(侍戦隊シンケンジャー) 豪快チェンジ&カメンライドスペードエース(ジャッカー電撃隊)&仮面ライダーブレイド(仮面ライダー剣) バトルジャパン(バトルフィーバーJ)&仮面ライダー響鬼(仮面ライダー響鬼)バトルジャパン(バトルフィーバーJ) ゲキレッド(獣拳戦隊ゲキレンジャー)&仮面ライダー龍騎(仮面ライダー龍騎) アカレンジャー(秘密戦隊ゴレンジャー)&仮面ライダー1号(仮面ライダー)アカレンジャー(秘密戦隊ゴレンジャー) 仮面ライダー1号(仮面ライダー) 豪快チェンジ(ゴーカイガレオンバスター使用時)仮面ライダーオーズ(タジャドルコンボ/シャウタコンボ/ラトラーターコンボ/ガタキリバコンボ/プトティラコンボ/サゴーゾコンボ)タジャドルコンボ シャウタコンボ ラトラーターコンボ ガタキリバコンボ プトティラコンボ サゴーゾコンボ 仮面ライダーとスーパー戦隊の共闘響鬼&マジレンジャー 電王&ゲキレンジャー キバ&ゴーオンジャー BLACK&マスクマン 龍騎・ブレイド・ディケイド&ゴセイジャー フォーゼ&ゴーバスターズ 登場した技・用語等分け身の術 デンジスティック コマンドバット メディテーション アタックライド・アドベント リフレクラウド/リフレクォーツ/リフレクリア ロケットドリルゴーバスターオー ビッグマシン TV本編との関係 今作で明確に時間が出るのはアカレンジャーをデンライナーで連れて来た「2012年4月21日」となる。2012年4月21日は劇場版4が全国の劇場で上映開始となった日である。 下記の通り、「2012年4月21日」と設定されていることで、TV本編とは矛盾が見られる作品が存在する。こういった時間関連の矛盾は『ディケイド』関連作品によくみられることであり、オリジナルキャストを使った『電王』もあえて主人公(野上良太郎)の年齢を矛盾した設定にすることで、パラレルワールドである事を示唆している。 『海賊戦隊ゴーカイジャー』TV本編との関係本編との関係は最終回(および劇場版5)後と思われる(劇場版5でザンギャック本星到達から地球帰還までの流れが語られている)。本作では、最終話で手放したはずのゴーカイジャー以外のレンジャーキーがなぜかマーベラスの手元にあり、その理由が一切説明されていないが、劇場版5では鎧がレジェンドに頼みレンジャーキーを再び集めている。歴代戦隊及びライダーが勢揃いしたあとはゴーカイジャーのキーとイレギュラーなオーズキー以外は登場しておらず、更にマーベラス以外のメンバーが一切豪快チェンジをしていないことから、マーベラスが「ディケイドに倒された戦隊の力を回収した」という名目で一時的に力を借りていたと思われる。 本編最終回および劇場版5では、ザンギャックとなっているのに対し、本作では大ザンギャックとなっている事からもそれがうかがえる。 『ゴーカイジャー』本編で明確な時間が出るのは第40話:未来は過去にの過去の時間「2010年10月2日」のみであり、劇場版1:ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦にあったようにレジェンド大戦から3年後が『ゴーカイジャー』本編という事が事実であれば、「2012年4月21日」はまだゴーカイジャーが地球に来てすらいない時期であり、またそれ以前のスーパー戦隊も力を失っていた時期という事がわかる。 『特命戦隊ゴーバスターズ』TV本編との関係1号ロボであるゴーバスターオーが登場していることからMission6(第6話)以降と思われる。追加戦士となるビートバスター、スタッグバスターが登場せず、存在にも触れられないことから、彼らが初登場するMission14までの間と推測される。時間的には先の劇場版5でビート&スタッグバスターがいるので一見矛盾しているようだが、ビートバスターに関しては劇場版5以降の最終決戦で消滅したことから登場していなくても間違いとは言えない。 『ゴーバスターズ』本編は「新西暦」なのでパラレルワールドである可能性もある。 『仮面ライダーディケイド』TV本編との関係劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー W ディケイド MOVIE大戦2010』で上映された『仮面ライダーディケイド 完結編』および最終エピソード『MOVIE大戦2010』後と思われる。『ディケイド』TV本編と『完結編』の間には細かな矛盾点があり、直接は繋がらない。士と対峙した海東が『ディケイド 完結編』の展開を踏まえた「これからは自分の世界を写すんじゃなかったのか」という台詞を口にしていることから、TV本編ではなく『ディケイド 完結編』と繋がっていると思われる。ただし、『ディケイド』TV本編と『完結編』の関係は、完全なパラレルワールドというよりはスーパー戦隊シリーズにおける本編とVSシリーズの関係に近い(細かな矛盾点はあるが、話の流れとしては繋がっている)。 インタビューでは、『ディケイド』TV本編はループしているため、『完結編』にはつながらないとされている(正確にはループしているわけではなく『ディケイド』最終話の戦いが『ディケイド』第1話の夢につながるだけであるため、正夢や予知夢に近い)。 劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー W ディケイド MOVIE大戦2010』は、共演する『仮面ライダーW』の第12話と第13話の間の出来事とされ、『仮面ライダーフォーゼ』は第2話で、『仮面ライダーW』の第44話と第45話の間の出来事(『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』の事件)について過去の事件として触れられていることからも、『MOVIE大戦2010』以降ということがわかる。 『仮面ライダーフォーゼ』TV本編との関係マグネットステイツが登場していることから第20話以降と思われる。劇中では、『フォーゼ』第26話で学園を卒業しOBとなったはずの大文字隼が制服代わりのスタジャンを着ている(時間軸が隼たちの卒業前と思われる)描写があるが、上記の通り4月21日前後の話でありパンフレットでは第29話以降の設定が記載されているため確定はできない。 尚、本作と同時に公開されたネットムービー『スーパーヒーロー大変』では風城美羽が「部長」と呼ばれており、卒業前が想定されているのが見て取れる(第26話以降の仮面ライダー部の「部長」は3年に進級した城島ユウキ)。 初期案 初期案では、現役の『フォーゼ』と『ゴーバスターズ』とその前作の『オーズ』と『ゴーカイジャー』を前面に出す作品だったとされ、『ディケイド』はメインに置かれていない。『フォーゼ』と『ゴーカイジャー』は、過去にもヒーローが活躍していた(過去作品と同様の事が過去に起きた)世界と設定されているという共通点を持ち、初期案では過去作品のヒーローと協力して敵と戦うものとされていた。『フォーゼ』はTV本編では一部の作品が都市伝説として取り上げられるのみだったが、『フォーゼ オーズ』では、オーズとともに、7人ライダーや仮面ライダーWと共演している。 『オーズ』と『ゴーカイジャー』には、最終話で力(の一部)を失ったという共通点を持ち、初期案では、先輩としてフォーゼやゴーバスターズの補佐に回り、ラストで一時的に力を取り戻すはずだったとされる。本作のラストで、ディケイドとゴーカイジャーがメインのはずが、オーズとゴーカイジャーで技を決めている(ゴーカイジャーがオーズ各コンボに変身してゴーカイガレオンバスターを使用)は初期案の名残りとも考えられる。 黒幕 初期案では、バダン総統とシャインが組織を率いる予定だったとされている。 シャインは『ジャッカー電撃隊』に登場する犯罪組織「クライム」の真の首領。犯罪組織「クライム」は、『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』にて仮面ライダーV3やキカイダーと戦っていたとされ、他シリーズの戦士と戦ったという点で大ショッカーや大ザンギャックと共通点を持つ。また、犯罪組織「クライム」は、親衛隊を組織し、キャプテン・ゴースト配下の宇宙海賊も手下としているなど、ザンギャックの組織構造と類似点もみられる。 バダン総統は、『仮面ライダーZX』に登場するバダンの総統。バダンは第1作『仮面ライダー』のショッカーから第7作『仮面ライダースーパー1』のジンドグマまでを影から操っていた組織とされ、歴代組織の怪人を率いたという点で大ショッカーや大ザンギャックと共通点を持つ。第1作『仮面ライダー』のショッカーから第5作『仮面ライダーストロンガー』のデルザーの黒幕・ショッカー首領と同一の存在と描写される作品も多い。仮に、バダン総統=ショッカー首領とすると、仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズそれぞれに、初めて登場した影の黒幕(真の首領)同士の同盟ということとなる。 バダン総統は、『仮面ライダーSPIRITS』という漫画作品では、JUDOという名で登場し、「歴代ライダーへの変身」「組織の首領」という面で、大ショッカーを率いた仮面ライダーディケイドと共通点を持つ。 近年の記念映画作品(大集合作品)から考えるとバダン総統とシャインは順番通りとも言える。仮面ライダーシリーズの記念映画作品(大集合作品)の前々作(『オーズ・電王』)の敵がショッカー首領(原典:第1作:『仮面ライダー』:1971年-1972年)と岩石大首領(原典:第5作『仮面ライダーストロンガー』:1975年)、前作(『フォーゼ オーズ』)の敵が超銀河王(原典:第6作『スカイライダー』:1979年)で、バダン総統の原典は第8作『仮面ライダーZX』(1982年)のため。 スーパー戦隊シリーズの記念映画作品(大集合作品)の前作(『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』)の敵は黒十字王(原典:第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』:1975年-1976年)で、シャインの原典は第2作『ジャッカー電撃隊』(1977年)のため。 さらに、『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』および『スーパーヒーロー大戦Z』でクロスオーバーしたメタルヒーローシリーズは、『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』と『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』の敵はドン・ホラー(原典:第1作『宇宙刑事ギャバン』:1982年)とその後継者、『スーパーヒーロー大戦Z』の敵は魔王サイコ(原典:第2作『宇宙刑事シャリバン』:1983年)となっている。仮に、本作が初期案通りに進んでいれば、その後も各年代の宿敵や首領が登場した可能性が高い。 バダンに関しては『スーパーヒーロー大戦Z』の翌年公開された『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦feat.スーパー戦隊』にて黒幕としての登場を果たしている。同作以降は仮面ライダー中心の作品になっており、劇場版公開前には春休み合体SPと題して前日談が放送されている。 なお同作への戦隊からの登場は現行の戦隊作品である『トッキュウジャー』と、『キョウリュウジャー』のキョウリュウレッド・桐生ダイゴのみであるため、本wikiでは詳細は省く。 大ショッカーと大ザンギャック 大ショッカーは、仮面ライダーシリーズ第1作『仮面ライダー』のショッカーを元にした組織で、『ディケイド』にも何度か登場。 大ザンギャックは、スーパー戦隊シリーズ第35作『ゴーカイジャー』のザンギャックを元にした組織。 夢のコラボ 劇場版では語られてなかったが、劇場版4に出演する事になった『仮面ライダーフォーゼ』がアニメ『クレヨンしんちゃん』と共演するという夢のコラボレーションがあった。2012年3月25日、有楽町朝日ホールにて映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』の完成披露試写会舞台あいさつの際、野原しんのすけ(しんちゃん)をはじめとした野原家の面々や野原家の声を担当した声優陣の他、仮面ライダーフォーゼが飛び入り出演した。また4月21日、東京・新宿バルト9にて劇場版4(『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』)の初日舞台挨拶の際、しんちゃんが飛び入り出演し、フォーゼと共に「宇宙キター!」と叫んだ。 『クレヨンしんちゃん』は映画化20周年を記念、『仮面ライダーフォーゼ』はシリーズ生誕40周年を迎えた記念として、どちらもテレビ朝日で放送されているということで、東映・東宝の二つの映画会社が枠を越えた共演が実現した。さらに4月15日と22日放送の『仮面ライダーフォーゼ』と4月13日と20日放送の『クレヨンしんちゃん』にて、フォーゼとしんちゃんがアニメと実写で共演する話が放送された。また、『仮面ライダー電王』も『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生』の宣伝を兼ねて『クレヨンしんちゃん』と共演しており、2007年8月4日放送の『クレヨンしんちゃん』にて、『仮面ライダー電王+しん王』というクロスオーバー作品が放送された。さらに2007年12月30日に放送されたスペシャル番組『冬だっ!休みだ‼クレヨンしんちゃん&ドラえもん!朝からどドーンと150分・SP』にて、着ぐるみのしんちゃんが『電王』や『仮面ライダーキバ』、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』、『炎神戦隊ゴーオンジャー』と共演するシーンがあった。 登場したレジェンド 仮面ライダーシリーズの登場キャラクターは、仮面ライダーシリーズを参照。 特命戦隊ゴーバスターズ 特命戦隊ゴーバスターズ参照。 ゴセイレッド 天装戦隊ゴセイジャー参照(複数回登場したレジェンドであるため)。 レッドワン 超電子バイオマン参照(複数回登場したレジェンドであるため)。 復活怪人 仮面ライダーシリーズの登場キャラクターは、仮面ライダーシリーズを参照 アクドス・ギル ワルズ・ギル 黒十字王 秘密戦隊ゴレンジャーを参照。『スーパーヒーロー大戦』と連動したケータイゲーム『スーパー戦隊ヒーローズ』のイベントストーリーでは、門矢士とともに悪の怪人を復活させた黒幕として描かれている。 救星主のブラジラ 天装戦隊ゴセイジャーを参照。劇場版1と異なり、本作では黒十字軍のベルトは着用していない。 分身として彗星のブレドラン、チュパカブラの武レドラン、サイボーグのブレドRUNも登場する。「血祭のブレドラン」は血祭ドウコクの意思を継いだ姿であるためか、ドウコクが存在する本作では登場しない。 血祭ドウコク 侍戦隊シンケンジャーを参照。 ロン 獣拳戦隊ゲキレンジャーを参照。 クエスター 轟轟戦隊ボウケンジャーを参照。 冥府神ダゴン 魔法戦隊マジレンジャー参照。 シルバ 超電子バイオマンを参照。 野球仮面 秘密戦隊ゴレンジャーを参照。本作ではゴレンジャーが活躍していた1976年の時間の怪人として登場する。 2組の絆 今回の映画では、マーベラスとジョー・士と海東という2組の絆が描かれているが、この2組には共通点がいくつかある。マーベラスと士赤系の色をベースとした戦士に変身し、「口が悪く態度は尊大だが、実は他人を思いやる優しさを持っている」という似た性格設定を持つ。ただし、初めは否定された事もありながら最終的にはレジェンドにスーパー戦隊として認められたマーベラスに対し、士はテレビ最終話で紅渡などのオリジナルライダーたちと対決。完結編となる劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー W ディケイド MOVIE大戦2010』でも、リ・イマジライダーとの関係は描かれる一方、オリジナルキャストを起用した仮面ライダーブレイドはディケイドに封印されたままとなっている。インタビューなどでも、『仮面ライダーディケイド 完結編』での「仮面ライダーブレイドは剣崎一真(『仮面ライダー剣』の主人公)本人」で、「ジョーカーとなってしまったが、封印されることで救われた。」「それまでアンデッドを封印してきたことからの因果応報」とコメントされている。 ジョーと海東青系の色をベースとした戦士に変身し、「所属していた組織に騙されていたことを知って脱走した」という似た過去を持つ。 ジョーがザンギャックに改造されてしまったかつての先輩・シド(バリゾーグ)と敵対したように、海東もかつての所属組織・エリア管理委員会に洗脳されてしまったと思われていた兄・純一との戦いを経験している(純一は実は洗脳されておらず、自らの意思で悪に加担していたことが海東との戦いで明らかになった)。ただし、バリゾーグを自らの手で倒して過去を乗り越えたジョーと違い、海東と純一はお互いに兄弟の情を捨てきれなかったために決着を付けられず、そのまま別々の道を歩むという形で決別している。 ライドベンダーのナンバープレート ナンバープレートに表示されている地名が「夢見町」となっているが、これは『仮面ライダーオーズ/OOO』劇中で登場する架空の地名である。仮面ライダーオーズの変身者・火野映司らが働いていたレストラン「クスクシエ」近辺のことで、東京都武蔵野市にあるとされている。 『オーズ/OOO』に登場するライダーが使用するバイク・ライドベンダーは鴻上ファウンデーションが私設部隊・ライドベンダー隊の他にも多数街の各所に配備しているという設定であるため、回によって別々のライドベンダーに乗っていることになり、ナンバープレートも度々違うものが画面内に映っていた。 シャドームーンとブラックサン 仮面ライダーBLACKとその宿敵・シャドームーンが対峙した際、「やめろノブヒコ(信彦)!」「邪魔をするなブラックサン!」というやり取りがある。シャドームーンの正体は、『仮面ライダーBLACK』では、仮面ライダーBLACKの変身者・南光太郎の義兄弟(養父の実子)である「秋月信彦」。『仮面ライダーディケイド』では、仮面ライダーディケイドの変身者・門矢士の執事である「月影ノブヒコ」。正体がどちらとも取れるように、「ノブヒコ(信彦)」だけ読んだとされている。 光太郎と信彦は、悪の組織・暗黒結社ゴルゴムの支配者である「創世王」の後継者として改造されており、「ブラックサン」とはBLACKの次期創世王候補としての名である。『仮面ライダーBLACK』のシャドームーンには改造前の記憶があるが、信彦としての人格は消えてしまっている。 マーベラスに抱きつく鎧 映画のラストで鎧がとった行動は『シンケンジャー』のシンケンゴールド・梅盛源太と共通している。『シンケンジャー』第17幕のラストで源太は幼馴染であるシンケンレッド・志葉丈瑠と再会した際、あまりの嬉しさに丈瑠に抱きついた。 豪快チェンジ(7人ライダー戦) マーベラスが7人ライダーに対抗して変身。 豪快チェンジした戦隊には仮面ライダーシリーズが一時終了した時期に放送していたつながりがある。1975年:『仮面ライダーストロンガー』7人ライダーが登場する『仮面ライダーストロンガー』で、仮面ライダーシリーズは一時終了する。これは、仮面ライダーシリーズが人気があるうちに終了させようとしたものである。『仮面ライダー』『仮面ライダーV3』『仮面ライダーX』『仮面ライダーアマゾン』『仮面ライダーストロンガー』をまとめて第一期仮面ライダーシリーズと呼ばれている。 なお、『仮面ライダーストロンガー』は、第1作『仮面ライダー』から地続きとなる世界観の作品で歴代の仮面ライダーが素顔で登場するなど、『ゴーカイジャー』にもつながる偉業の礎を築いている。 1984年:『バイオマン』/『仮面ライダーZX』『バイオマン』が放送開始した1984年には『仮面ライダーZX』のTVスペシャル『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』も放送されている。『仮面ライダーZX』は『スカイライダー』と『仮面ライダースーパー1』のテレビシリーズ終了後、仮面ライダーシリーズの終了を惜しむファンの声によって一度限りの復活を果たした作品。『スカイライダー』『仮面ライダースーパー1』『仮面ライダーZX』をまとめて第二期仮面ライダーシリーズと呼ばれている。 1994年:『カクレンジャー』/『仮面ライダーJ』『カクレンジャー』が放送開始した1994年には劇場用作品『仮面ライダーJ』が公開され、『カクレンジャー』も同時上映された。『J』は公開されたのは平成だが、分類では昭和ライダーシリーズに含まれており、昭和ライダーシリーズでは最後の作品とされている。『仮面ライダーBLACK』『仮面ライダーBLACK RX』『真・仮面ライダー』『仮面ライダーZO』『仮面ライダーJ』をまとめて第三期仮面ライダーシリーズと呼ばれている。 レッドワン(超電子バイオマン) マーベラスが7人ライダーに対抗するため変身。1号と2号を倒した。 『バイオマン』はスーパー戦隊シリーズでは基本メンバーの変身後の名に「数字」を初めて用いた作品。数字は『ジャッカー電撃隊』のビッグワンで初めて用いられたが、ビッグワンは途中からの参加かつ既存メンバーとのネーミングも異なるため、名前に「数字」を最初から起用したのは『バイオマン』が初。 なお、2作品目はこれより後に製作された第38作目『烈車戦隊トッキュウジャー』となる。 『バイオマン』の主題歌を務めた宮内タカユキは後に『仮面ライダーBLACK RX』の主題歌も務めており、TVシリーズにおいて仮面ライダーとスーパー戦隊の両方で主題歌を歌った最初の歌手となっている。二人目は『ゴーゴーファイブ』と『仮面ライダーアギト』の石原慎一であり、彼が最後となる。なお、TVシリーズ以外に話を延ばせば映画『8人ライダーVS銀河王』のささきいさお(戦隊では『ゴレンジャー』『ジャッカー』)、上述の『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』の串田アキラ(戦隊では『サンバルカン』)も当てはまりこれらは『バイオマン』より先の作品だが、TVシリーズの両作という点では宮内が最初となる。なお『ギンガマン』の主題歌を歌った歌手「希砂未竜」はその歌声から『仮面ライダー』等の主題歌を歌った「子門真人」の変名ではないかと言われているが、素性について正式に言及されたことはなく、現状同一人物かははっきりと断定できない状態にある。 ニンジャレッド(忍者戦隊カクレンジャー) マーベラスが7人の仮面ライダーに対抗するため変身。分け身の術でV3とライダーマンとXとアマゾンとストロンガーを倒した。 原典でニンジャレッドのスーツアクターを務めた高岩成二は『仮面ライダーアギト』以降、最新作の『フォーゼ』に至るまで仮面ライダーシリーズで『響鬼』を除いて主役ライダーのアクターを務めている。 豪快チェンジ(フォーゼ戦) マーベラスがフォーゼに対抗して変身。 豪快チェンジした戦隊には曽我町子氏が出演したというつながりがある。『電子戦隊デンジマン』には曽我町子氏がヘドリアン女王として出演(『サンバルカン』にも同役で出演)。 『魔法戦隊マジレンジャー』には曽我町子氏が天空大聖者マジエルとして出演。 『ストロンガー』つながり『フォーゼ』のレギュラーキャラクターの名前は上記の7人ライダーのうち1号からストロンガーまでをモチーフとしている。レギュラーのうち唯一モチーフの明かされていない主人公・如月弦太朗は、ローマ字にした「GENTAROU KISARAGI」の中に「STRONGER」の文字が全て入っている。『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』ではレギュラーキャラクターが名前のモチーフとなる仮面ライダーのコスプレをする中、如月弦太朗はストロンガーの姿になっている。 尚、『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』に登場する美咲撫子(仮面ライダーなでしこ)は岬ユリ子(電波人間タックル)をモチーフとしている。 曽我町子氏は、仮面ライダーシリーズでは、『仮面ライダーストロンガー』で、電波人間タックルを倒した悪役・ドクターケイトを演じている。 『ウィザード』つながり豪快チェンジした戦隊には『フォーゼ』の次回作『仮面ライダーウィザード』を示唆するつながりがある。デンジマンは変身アイテムがデンジリングという指輪であるが、仮面ライダーウィザードは変身ベルト・ウィザードライバーのバックル部にウィザードリングという指輪をかざして変身する。 マジレンジャーは魔法使いの戦隊。仮面ライダーウィザードも「ウィザード(魔術師)」という名前の通り魔法使いという設定である。 先の曽我町子氏は、『仮面ライダーストロンガー』のドクターケイトや『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のバンドーラや『魔法戦隊マジレンジャー』の天空大聖者マジエルなど、特撮作品で魔女や魔法使いの役を多く演じた女優である。 デンジレッド(電子戦隊デンジマン) エレキステイツに対抗して変身。エレキステイツは電気の力で戦い、デンジマンは電子戦隊と電繋がり。 本作では『ゴーカイジャー』では未使用だったデンジスティックを使用している。 マジレッド(魔法戦隊マジレンジャー) ファイヤーステイツにに対抗して変身。ファイヤーステイツは炎で戦い、マジレッドは炎の魔法を使い戦う。ファイヤーステイツには炎を吸収する能力があるが、今回は魔法の炎のせいなのか吸収できていない。 デンジレッドに続く変身になるが、『マジレンジャー』の電気=雷を操る魔法使いであるマジイエロー・小津翼を演じた松本寛也は、後に『ゴーバスターズ』にビートバスター・陣マサト役で出演することになった。 原典におけるマジレッドのスーツアクターは上述のように現行の主役ライダー・仮面ライダーフォーゼのスーツアクターを担当している高岩成二である。『マジレンジャー』と同じ2005年の仮面ライダー作品は上述の『響鬼』であり、一時的に高岩がライダーから戦隊に戻って来ていた期間となっている。 カメンライド(ゴーバスターズ戦) 士がゴーバスターズに対抗して変身。 カメンライドしたライダーには「高速移動」できる仮面ライダーというつながりがある。対戦するゴーバスターズのレッドバスターはワクチンプログラムの影響で高速移動が可能。 仮面ライダーファイズ(仮面ライダー555) レッドバスターの相棒のバディロイド「チダ・ニック」は人型の形態からバイクモードに変形可能であるが、ファイズの専用バイク「オートバジン」はAIが搭載されていてバトルモードと呼ばれる人型ロボット形態に変形が可能である。 ファイズは強化アイテム「ファイズアクセル」を使用することにより、アクセルフォームと呼ばれる超高速形態に変身することが可能。アクセルフォームは『ディケイド』本編でも「カブトの世界」のライダーとの戦いで使用されたが、本作では代わりにカブトへのカメンライドという形になっている。 『ゴーバスターズ』OPで表示されているレッドバスター・桜田ヒロムのIDは「555-913-315」となっており、『555』に登場する3人のライダー、仮面ライダーファイズ(555)・仮面ライダーカイザ(913)・仮面ライダーサイガ(315)を表す数字と共通している。サイガは劇場用ライダーではあるが、本来ならテレビ本編での3号ライダーになる予定だった。 『555』には、今回のメインゲストライダーの1人であるオーズ同様に「000」に関連した、仮面ライダーオーガがいる。オーガ変身者の木場勇治もオーズ変身者の映司同様にライダーと怪人の両方に変身した。 仮面ライダーカブト(仮面ライダーカブト) カブトを始めとするマスクドライダーシステムによる仮面ライダーはクロックアップシステムにより高速移動が可能である。本作ではクロックアップによって高速移動しているディケイドカブトの姿をレッドバスターが瞬間的ながら視認している演出がある。 また『カブト』のヒロイン・日下部ひよりと『ゴーバスターズ』のヒロムの姉・リカの絵は、どちらも唐橋充が担当している。唐橋は俳優として『シンケンジャー』や『オーズ/OOO』の夏の劇場版『将軍と21のコアメダル』にも出演し、小林靖子脚本作品に縁深い俳優でもある。 ちなみに唐橋がイラストレーターとして起用されるようになったのは、海堂直也/スネークオルフェノク役で出演した『555』のテレビ朝日公式サイトの出演者コメントとして掲載された「カラハシンブン」が注目されたのがきっかけ。 豪快チェンジ(ディエンド戦) シンケンレッド(侍戦隊シンケンジャー) 『ディケイド』では同時期放送の『シンケンジャー』とのクロスオーバー回が行われた。同エピソードではシンケンジャーの世界に来訪したディエンド・海東大樹がシンケンゴールド・梅盛源太が持つ烏賊折神をお宝と見定め奪おうとするものの、骨のシタリがけしかけたアヤカシ・チノマナコに妨害された挙句変身アイテムのディエンドライバーを奪われ、その結果チノマナコがディエンドに変身する事態となった。この時登場したチノマナコディエンド態が、『仮面ライダージオウ』におけるアナザーライダーの原型であり、後にVシネクスト『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ』には同個体をモチーフにしたアナザーディエンド(白ウォズがアナザーディエンドライドウォッチを口から取り込むことで変身する)が登場した。 豪快チェンジ&カメンライド スペードエース(ジャッカー電撃隊)&仮面ライダーブレイド(仮面ライダー剣) スペード繋がり。『剣』の仮面ライダーはジャッカー電撃隊と同じくトランプのスペートをモチーフにしており、ブレイドもスペードをモチーフとしている。トランプのスペートをモチーフにしているだけあり、ジャッカーは初期メンバーが4人、『剣』もTV版で登場したライダーが4人と共通した人数になる。 スペードエース・桜井五郎を初めとしたジャッカーは『ゴーカイジャー』でレジェンド大戦から最終話までの間、一時的に能力を失い、剣崎も『ディケイド』で完結編となる劇場版『仮面ライダー×仮面ライダー W ディケイド MOVIE大戦2010』で一時的に封印された。 バトルジャパン(バトルフィーバーJ)&仮面ライダー響鬼(仮面ライダー響鬼) 日本(和)つながり。『響鬼』には妖怪がモチーフの怪人など「和」のテイストが入っており、バトルジャパンは日本がモチーフ。バトルジャパン・伝正夫を演じた谷岡弘規は前述の『ジャッカー電撃隊』の第11話でスペードエース・桜井五郎の友人の若宮を演じた。 双方とも「代替わり」が描写された作品でもある。『響鬼』では各々の鬼(同作のライダー)が弟子を取り、その名を継がせていくという設定であり、劇中でも3号ライダー・轟鬼の師匠・斬鬼が一旦自分の名を継がせようとしたことがある。 『バトルフィーバーJ』ではバトルコサック、ミスアメリカがそれぞれシリーズ途中で変身者の交代を果たしている。 バトルジャパン(バトルフィーバーJ) バトルジャパンは本作では『ゴーカイジャー』で未使用だったコマンドバットが使用されている。 ゲキレッド(獣拳戦隊ゲキレンジャー)&仮面ライダー龍騎(仮面ライダー龍騎) いわゆる「龍虎相打つ」かつ、それぞれ巨大戦力召喚技つながりの変身。原典でも『ゲキレンジャー』では龍をモチーフにしたロン、『龍騎』では虎をモチーフにした仮面ライダータイガと、終盤の敵にそれぞれ「龍虎相打つ」形でモチーフを揃えている。 先代仮面ライダー龍騎・榊原耕一『龍騎』のTVスペシャル『13RIDERS』に登場。演じたのは『ダイレンジャー』のリュウレンジャー・亮役の和田圭市が演じている。『ダイレンジャー』は拳法をモチーフにした戦隊としては『ゲキレンジャー』の先代にあたる。 『ダイレンジャー』のリュウレンジャーは、仮面ライダー龍騎と同じく龍をモチーフとした戦士である。 アカレンジャー(秘密戦隊ゴレンジャー)&仮面ライダー1号(仮面ライダー) 初代つながり。 アカレンジャー(秘密戦隊ゴレンジャー) ジョー達がマーベラスから「全ての鍵を握っているのはアカレンジャーだ」と言われゴレンジャーの時代から連れてこられた。生き残ったスーパー戦隊を残りの仮面ライダーと戦わせたが、正体は変身したマーベラスだった。 仮面ライダー1号(仮面ライダー) 現代でライダー軍団を率いていた。正体はやはり士が変身した姿だが、ディケイドが他のライダーにカメンライドした場合、ベルトはディケイドライバーのまま変化しないため、当初はベルト部分を擬装していた。これまでの作品では昭和ライダーへのカメンライドを行ったことはなく、今回が初となる。 豪快チェンジ(ゴーカイガレオンバスター使用時) 仮面ライダーオーズ(タジャドルコンボ/シャウタコンボ/ラトラーターコンボ/ガタキリバコンボ/プトティラコンボ/サゴーゾコンボ) 仮面ライダーオーズから渡されたコアメダル(オーズが変身するためのアイテム)が変化したレンジャーキーで変身した。コアメダルは『オーズ/OOO』に登場する怪人・グリードを構成するコアでもある。 変身後ゴーカイガレオンバスターにオーズのキーをセットして攻撃するが、キーをセットした際の音声のみ、関智一による「タジャドルチャージ!」の後に、オースキャナー音声と同じ串田アキラによる「ギガスキャン!(タジャドルコンボがメダルを7枚スキャンして必殺技を発動した際の音声)」が入っている。 タジャドルコンボ 変身者はマーベラスタジャドルは赤系色の鳥のコアメダルで変身するコンボであり、マーベラスが担当したレッド戦士にもレッドホークやゴーオンレッド等の鳥をモチーフにした戦士がいた。第44話ではガオイエローに変身した事がある。 マーベラスには赤き海賊団からの付き合いである鳥型ロボット・ナビィがいる。 シャウタコンボ 変身者はジョーシャウタは青系色の水棲生物のコアメダルで変身するコンボであり、ジョーが担当したブルー戦士にもバルシャークやブルードルフィン等の水棲生物をモチーフにした戦士がいた。ジョーの必殺技である五刀流・ブルースラッシュも水を操る戦士のレンジャーキーを使用する。 ラトラーターコンボ 変身者はルカラトラーターは黄系色の猫科のコアメダルで変身するコンボであり、ルカが担当したイエロー戦士にもイエローライオン、タイガーレンジャー、ゲキイエロー等の猫科をモチーフにした戦士がいた。『ゴーカイジャー』本編と他の劇場版ではシシレンジャー、ギンガレッド、ガオホワイト、ゲキレッドに変身した事がある。 ガタキリバコンボ 変身者はハカセガタキリバは緑系色の昆虫のコアメダルで変身するコンボであり、ハカセが担当した戦士にもカブトライジャーという昆虫をモチーフにした戦士がいた。後に『ゴーバスターズ』に登場するビートバスター・陣マサトとそのバディロイドであるビート・J・スタッグもカブトムシやクワガタムシをモチーフにした戦士及びキャラクターである。 プトティラコンボ 変身者はアイムプトティラは紫系色の恐竜のコアメダルで変身するコンボであり、アイムが担当したピンク戦士にもプテラレンジャーという恐竜をモチーフにした戦士がいた。第17話ではアバレキラーに変身した事がある。 真木を演じた神尾佑は本作と同時に公開されたネットムービー『スーパーヒーロー大変』に別人の役で出演しており、『仮面ライダーW』の最終話でゲスト出演した後『ゴーカイジャー』に出演した小池唯とは「スーパーヒーロータイム関係の作品に2年連続で出演した」という共通点がある。神尾はこの後さらに『フォーゼ』にも城島ユウキの父役で出演している。 サゴーゾコンボ 変身者は鎧サゴーゾは銀系色のサイ、ゴリラ、ゾウのコアメダルで変身するコンボ。スーパー戦隊の『ガオレンジャー』や『ゲキレンジャー』では、その三匹をモチーフにした巨大メカが追加で登場しており、追加戦士の鎧とは共通する部分がある。 仮面ライダーとスーパー戦隊の共闘 響鬼&マジレンジャー 共に2005年放送の作品の戦士。 『ウィザード』との共通点『仮面ライダー響鬼』は企画段階では「魔法使い」という案が挙がっていたが、『マジレンジャー』との重複になるため没になったと言われている。2012年9月からの『仮面ライダーウィザード』でメイン脚本を務めるのは『響鬼』前半のメイン脚本家で同作以来の仮面ライダーシリーズに復帰となるきだつよしであり、改めて「魔法使い」を扱うことになったといえる。 電王&ゲキレンジャー 共に2007年放送の作品の戦士。 『ウィザード』との共通点仮面ライダー電王には並列した4種類の基本フォーム(ソード・ロッド・アックス・ガン)があり、同じく並列した4種類の基本フォーム(フレイム・ウォーター・ハリケーン・ランド)が存在するウィザードと共通している。 また、「4フォームが同時登場する」という共通点も存在する。電王は『俺、誕生!』において別時間から連れてきた良太郎にそれぞれ各フォームに対応する4体のイマジンが憑依することで4フォームの同時変身を成し遂げている。また最終回以後の時間軸となる後の劇場作品では、実体を得た各イマジン自身がそれぞれ変身する事で実現している。 ウィザードはフレイムスタイル時にドラゴタイマーという手甲状のアイテムを使用することで、タイマーが進むごとにウォーター・ハリケーン・ランドと各スタイルの分身体を出現させることができる。 『ゴーバスターズ』との共通点『ゲキレンジャー』は追加戦士・ゲキバイオレットの変身者・深見ゴウが禁じられた奥義を使ったために行方不明になり、昔と変わらぬ姿で現れた味方組織の関係者であり、『ゴーバスターズ』でのヴァグラス暴走事件で亜空間に転送され、昔と変わらぬ姿で戻ってきた味方組織の関係者であるビートバスター・陣マサトとは共通点がある。 キバ&ゴーオンジャー 共に2008年放送の作品の戦士。 『ウィザード』との共通点仮面ライダーキバは「ドラゴンをモチーフにした巨大戦力」がウィザードと共通している。他にもサバトなど共通の用語が登場している。 『ゴーバスターズ』との共通点『ゴーオンジャー』は「メンバーが動物をモチーフにした意思を持つ機械をパートナーとする」という点が『ゴーバスターズ』と共通している。 BLACK&マスクマン 共に1987年放送の作品の戦士。どちらもそれぞれのシリーズで年号が「昭和」のうちに最終回を迎えた最後の作品であり、見方によっては「昭和最後のライダー 戦隊」といえる。続作の『BLACK RX』『ライブマン』の放送期間中であった1989年初頭に年号が「平成」に代わっている。 龍騎・ブレイド・ディケイド&ゴセイジャー 共にカードを用いて変身・攻撃を行う戦士。『ディケイド』は「ガンバライド」、『ゴセイジャー』は「ダイスオー」とそれぞれデータカードダスゲームとの連動要素が盛り込まれた作品である。 龍騎・ブレイド・ディケイドがゴセイジャーから託されたカードを発動した際には、それぞれのカードスキャン時の音声が再現された(『龍騎』でバイザー音声を担当した小山剛志、『剣』でラウザー音声を担当した佐々木健、『ディケイド』でドライバー音声を担当したマーク・大喜多がそれぞれカード名の読み上げを行った)。 フォーゼ&ゴーバスターズ 負傷したイエローバスターに代わりゴーバスターオーにフォーゼが搭乗。『フォーゼ』には仮面ライダー部の部室である「ラビットハッチ」が存在し、『ゴーバスター』のイエローバスターにはパートナーである兎型のバディロイド「ウサダ・レタス」がいる。バディロイドはバスターマシンの操縦桿を含むコクピットの一部ともなり、本作ではフォーゼとの対面時にウサダが話しかけてきている。 またウサダの声を担当する鈴木達央は『仮面ライダー龍騎』のアメリカでのリメイク作品『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』の日本語吹替版でドラゴンナイト(龍騎)に変身する主人公キット・テイラーの声を演じた、仮面ライダーにも縁があった声優である。 登場した技・用語等 分け身の術 デンジスティック デンジマンのメンバー5人の携帯する短剣状の武器で、普段は折りたたまれて右腰のホルスターに収められていて、主に打撃武器として使用する。『デンジマン』本編では、日本刀やバットに変形させたりなどしていた。 コマンドバット メディテーション アタックライド・アドベント 「アタックライド」はディケイドがカードで発動する技の分類。使用することでカメンライドしたライダー固有の技を発動することができる。 「アドベント」は『仮面ライダー龍騎』におけるアドベントカードの一種。『龍騎』に登場する全ライダーが所有しており、バイザーに装填し効果を発動することでそのライダーの契約モンスターを呼び出すことができる。龍騎の場合は契約モンスター・ドラグレッダーが呼び出される。 アタックライド版のアドベントは『ディケイド』本編には未登場で、今回が初使用。 リフレクラウド/リフレクォーツ/リフレクリア ロケットドリルゴーバスターオー ビッグマシン 名前の大元は石ノ森章太郎による漫画版『仮面ライダー』最終回に登場するショッカーの幹部の名前。このキャラクターが元になったのが、TV版『仮面ライダー』のショッカー大幹部・地獄大使である。
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【海賊戦隊ゴーカイジャー】 キャプテンマーベラス 0話 NO. タイトル ??? 伊狩鎧 2話 NO. タイトル 000 オープニング 006 凄い銀色の二人 ワルズ・ギル 1話 NO. タイトル 004 バカ王子と護衛 バスコ・タ・ジョロキア 0話 NO. タイトル ???